Systemwalker Desktop Patrol Auto Detection Terminalの略称です。
セグメント毎に設置し、同一セグメント内のネットワークに接続されている機器を自動検知します。また、検知した機器の情報を、CSに通知します。
Systemwalker Desktop Patrol Asset Terminalの略称です。
Systemwalker Desktop Patrolで作成したバーコードを読み込むことができる端末です。
CTの稼働状況はログとしてCSに保存されます。管理者は、CT稼働状況ログによりCTの以下の稼働状況を確認できます。
Systemwalker Desktop Patrolの稼働記録
Systemwalker Desktop Patrolサービス起動/停止
ポリシー受信
インベントリ収集
パッチ適用
ソフトウェア配信
アップデータ適用
Windowsの稼働記録
Windowsへのログオン/ログオフ
Windowsのサスペンド状態/サスペンド復帰
バッテリ運用/AC運用
LAN接続有効/無効
セキュリティ対策ソフトウェアであるSystemwalker Desktop Encryptionの導入状況および設定状況を、Systemwalker Desktop Encryptionが導入されているPCからセキュリティ情報として収集できます。
セキュリティ対策ソフトウェアであるSystemwalker Desktop Keeperの導入状況および設定状況を、Systemwalker Desktop Keeperが導入されているPCからセキュリティ情報として収集できます。
CTをインストールするためのセットアッププログラムのダウンロード、PCをディスク消去するためのディスク消去コマンドのダウンロード、およびディスク消去結果通知コマンドのアップロードを行うための入り口となる画面です。ブラウザから表示します。
上位サーバの配下に配置されたCTを1つの管理単位とし、この管理単位ごとにクライアントポリシーの適用を行う運用です。
ハードウェア処理性能、回線速度など物理的な負荷分散を考慮してDSが設置されるため、このDSが設置される単位をDS単位と呼びます。
支援を必要とするクライアントユーザーのPCや、リモート操作で運用するサーバに導入します。クライアント側は、「画面上のメッセージに対して、どう応えたらいいのかわからない」や、「アプリケーションの操作方法がわからない」などの場合に、「Live Help Expert」からの遠隔操作によって、支援を受けることができます。
「Live Help Client」をリモート操作するためのソフトウェアです。クライアントユーザーが、PCの操作に困っている場合などで、直接クライアントユーザーのPCに接続して、支援できます。
インベントリ情報、ユーザー情報を各PCから収集し、データベースに登録してCSで一元管理する機能です。
運用中資産のハードウェアの状況、ソフトウェアの導入状況、および、ソフトウェアの稼働状況を管理できます。
富士通が運営するシステムサポートセンターです。「ソフトウェア辞書」の配信や、それに伴う情報提供、Systemwalker Desktop Patrolの質問に対する回答を行っています。
Systemwalker Desktop Inspection
Systemwalker Desktop Inspectionは、クライアントの検疫結果に応じてネットワーク機器を制御し、検疫ネットワークを実現するソフトウェアです。
Systemwalker Desktop Patrol CS(Corporate Server)
ソフトウェア配信の運用ポリシーやインベントリ情報の収集ポリシーを定義し、各PCに配信するサービスを受け持つサーバです。
IT資産の情報(ITリポジトリ)、人、部門などの部門情報を格納したデータベースにより、セキュリティパッチ配信、セキュリティ監査やライセンス管理をWebブラウザから行うサービスを提供します。通常は企業に1台導入されます。
「Desktop Patrol CS」、または「CS」と略す場合があります。
Systemwalker Desktop Patrol CT(Client Terminal)
インベントリ収集により資産を管理するPCに導入します。CTで配信ソフトウェアのダウンロード、セキュリティパッチの受信を行います。
「Desktop Patrol CT」、または「CT」と略す場合があります。
Systemwalker Desktop Patrol DS(Domain Server)
運用ポリシー、インベントリ情報、配信ソフトウェアなどの集配信の中継/格納をサービスするサーバです。
負荷分散するためなどの目的のために設置します。クライアントが遠隔地にあり、低速回線の場合、または配信するコンテンツの容量が大きい場合などに有効です。
「Desktop Patrol DS」、または「DS」と略す場合があります。
Systemwalker Desktop Rights Master
Systemwalker Desktop Rights Masterは、機密情報、個人情報などが含まれるファイルを暗号化することで保護します。そして、ファイルにアクセス許可を設定することで、ファイルへの操作を制限して、情報の外部漏洩を防ぐソフトウェアです。
DSおよびCの修正を、簡易な操作でお客さまのシステムに修正適用できる機能です。
DSおよびCTの修正をCSに登録することで、自動的に適用できます。適用は自動的に行われるため、DSおよびCTのマシンで管理者が適用操作を行う必要はありません。
PCの実態を管理する上で必要となる情報です。CPUやディスク容量などのハードウェアに関する情報、インストールされているソフトウェア製品名などのソフトウェア製品に関する情報、およびウィルス対策ソフトウェアのパターンファイルの版数管理、セキュリティパッチの適用状況などのセキュリティに関する情報に分類されます。
「Systemwalker Desktop Patrol」の運用設定を行う機能です。
ユーザー管理、部門管理、ポリシーグループ設定、および「Systemwalker Desktop Keeper」間で構成情報を相互に利用するための環境設定を行います。
システム管理者は未配置を含むすべての部門の参照および設定ができます。また、部門管理者およびユーザーは、操作者自身が所属する部門の参照および設定(部門管理者のみ)ができます。
このように各ユーザーが、参照および設定などの管理する部門の範囲を「管理対象」と呼びます。
メインメニューにログインした各ユーザーは、各機能画面の部門ツリーにおいて、管理対象から参照・設定対象となる部門を選択します。
コマンド実行により、PC上のインベントリ情報をファイルに出力する機能です。ネットワークから切り離されたパソコンや回線速度の遅いネットワークなどでインベントリ収集を行う場合に使用します。
「ソフトウェア辞書」にあらかじめ登録されているソフトウェアの検出条件です。代表的なソフトウェア、Microsoft社のセキュリティパッチ、ウィルス対策ソフトウェアのウィルス定義ファイルなどが登録されています。
インベントリ収集のタイミングを指定します。「時刻指定」、「電源投入時」、「ログオン時」が指定可能です。ただし、このタイミングで収集されるのは、CT上の前回収集時と差分があった場合です。最新の情報をインベントリ収集したい場合は、CTで、[スタート]メニューから[Systemwalker Desktop Patrol CT]-[インベントリ収集]を選択するか、または「管理者」がメインメニューで再収集を指示することで再収集できます。
適用するべきセキュリティパッチやウィルス対策ソフトウェアのパターンが適用されていないPCを特定できます。これによりセキュリティホールやコンピュータウィルスの脅威に対するPCの防御能力を高めます。
Systemwalker Desktop Patrol、Systemwalker Desktop Keeper、Systemwalker Desktop Encryptionで実施しているセキュリティ対策について、運用状況やリスクのある部門/PCを把握・評価するために出力される監査/証明用レポートです。
現状のセキュリティ状況を把握する日から、最終的にセキュリティ状況として承認するまでの期間です。本期間内にセキュリティ監査レポートを出力して、監査レベルがOKとなるようにセキュリティ対策を実施します。
ソフトウェアが実際に稼働したかどうか(実行ファイルが動作したかどうか)の情報(ソフトウェア稼働状況)です。メインメニューでソフトウェア稼働状況を収集するようにした場合に確認可能となります。
ソフトウェア稼働状況では部門ごとの情報を参照できます。
CTから収集するインベントリ情報を定義したものです。「サポートセンター定義」と「ユーザー定義」の2種類があります。
「ソフトウェア辞書」は、Systemwalkerサポートセンターから随時配信されます。
インベントリ情報の種類の1つです。コンピュータにインストールされているソフトウェア製品の製品名、バージョンなど、ソフトウェアの検索辞書により検索した結果を取得した情報です。ファイル名、ファイルサイズ、Windowsシステムのレジストリ情報の格納先などをもとに、ソフトウェア製品情報を特定できます。
ライセンス管理を行うには、そのソフトウェアが導入されているか判定するための検索条件を定義する必要があります。
Systemwalker Desktop Patrolでは、その検索条件の定義の集合を「ソフトウェア辞書」と呼びます。また、「ソフトウェア辞書」のソフトウェアに対するライセンスの定義を「ソフトウェアライセンス定義」と呼びます。
「ディスク消去計画」、「ディスク消去実行」、「ディスク消去情報管理」からなり、廃棄時期が近づいているPCを計画的に管理して、確実なディスク消去処理を実施できる機能です。
ディスク消去対象PCとしてディスク消去PCグループに登録されたPCに対して、ハードディスク情報を消去し、結果を管理者にアップロードします。ディスク消去情報は、CSで一元管理されます。
メインメニューで、CSまたはDSに登録した配信対象のソフトウェアです。Systemwalker Desktop Patrolでは、ファイル単位からソフトウェア単位までコンテンツとして登録できます。
Systemwalker Desktop Patrolの各機能の動作を所定のルールで記述した情報の集まりをポリシーと呼びます。
ポリシーには、DSおよびCTに対するセキュリティパッチの適用スケジュールや適用動作、インベントリ収集スケジュール、またはソフトウェア配信スケジュールなどの動作設定情報などが含まれます。
論理的なグループを作成し、そのグループ単位にクライアントポリシーの適用を行う運用です。ポリシーの設定を分けたい場合は、管理者がポリシーグループを作成し各クライアントPCをそのグループに登録します。
物理的なネットワーク構成にとらわれずに自由にグループを定義し、上位サーバをまたいだ任意のPCのポリシーを管理することが可能になります。
ポリシーグループ単位の運用はメインメニューで設定します。
ユーザーの資産管理情報をもとに作成されたソフトウェア辞書の定義を、ユーザー資産ソフトウェア辞書と呼びます。
ユーザー資産ソフトウェア辞書作成コマンド(dtplocaldic.exe)の実行により、メインメニューの[環境設定]-[ソフトウェアの監査]-[ユーザー定義]配下に定義が追加されます。
管理者がメインメニューの[ライセンス管理]-[ライセンス割り当て]で、利用するソフトウェアごとにライセンスを割り当てることにより、ライセンス数を管理できます。
ライセンス管理を行うことで、ライセンス違反や遊休資産の発見が可能となります。
Systemwalker Desktop Patrolに同梱されているSystemwalker Live Helpの機能の1つです。対象のPCを、遠隔地から操作できます。また他にも、Systemwalker Live Helpでは、画像受信、ファイル転送、ファイル比較、クリップボード転送などの機能が使用できます。