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Systemwalker Desktop Patrol V14g 解説書

2.1.1 収集方法

インベントリ情報は、以下の2つの方法で収集できます。

エージェントモード

CTをPCにインストールすることにより、自動的に最新の情報を収集し、PC情報のデータベースを構築できます。

メインメニューで設定したクライアントポリシーに従って、CTは、収集したインベントリ情報を接続サーバに転送します。各CTで収集されたインベントリ情報は、最終的には最上位のCSに転送され、CSのデータベースに登録されます。


コマンドモード

ネットワークから切り離したPCや回線速度の遅いネットワークなどで、インベントリ収集を行う場合は、コマンドモードを使用します。

コマンドモードは、CTを導入していなくても、インベントリ情報を収集できます。

コマンドモードは、以下の2つが用意されています。

インベントリ収集のみ:CTOffline.exe

コマンドを実行すると、インベントリ情報の収集を行い、カレントディレクトリにインベントリ情報ファイル(“ユーザーID+PC名”)を作成します。作成されたファイルをCSまたはDSの指定ディレクトリに格納することにより、インベントリ情報を取り込むことができます。

インベントリ収集+メール送信:CTMail.exe

インベントリ情報の収集を行い、インベントリ情報ファイル(“ユーザーID+PC名”)をメールで、CSまたはDSに送信します。


収集項目

収集方法により収集可能な情報が異なります。収集可能な情報を以下に示します。

収集情報

収集方法

エージェントモード

コマンドモード

インベントリ情報

基本情報(OS情報、ハードウェア情報)

ソフトウェア情報

ウイルス対策ソフトウェア

プログラムの追加と削除情報

ユーザー情報

EXE情報

レジストリ情報

未適用パッチ情報

セキュリティ情報:
    システムセキュリティ情報
    ユーザーセキュリティ情報

セキュリティ情報:
    Desktop Keeper情報
    Desktop Encryption情報

×

ソフトウェア稼働状況

×

ファイル収集

×

レポート情報

省電力監査情報:

    省電力設定値

省電力監査情報:

    省電力運転状況

×

○:収集可能    ×:収集不可