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ServerView Resource Coordinator VE 運用ガイド

15.7 マネージャを再インストールしたあと、クローニングがエラーになる場合

ここでは、マネージャを再インストールしたあと、クローニングマスタの採取・配付がエラーになる場合のトラブルシューティングについて説明します。

すでにサーバを登録したことがあるマネージャを再インストールすると、以下の場合に、マネージャとエージェントの間の証明書が不一致になり、クローニングマスタの採取・配付の実施中、通信ができずにエラーになることがあります。

この場合は、以下の方法で対処を行ってください。
問題解決後、同じ証明書の問題を避けるために、本問題の原因となっている証明書を含んだクローニングマスタについて、再採取することをお勧めします。


証明書の確認

確認方法

  1. 管理サーバ上で以下のコマンドを実行し、マネージャを停止後、SSL証明書のデータを表示してください。

    【Windows】

    >"インストールフォルダ\Manager\bin\rcxadm" mgrctl stop <RETURN>
    >"インストールフォルダ\Manager\bin\rcxadm" certctl list <RETURN>

    【Linux】

    # /opt/FJSVrcvmr/bin/rcxadm mgrctl stop <RETURN>
    # /opt/FJSVrcvmr/bin/rcxadm certctl list <RETURN>

    コマンドについては、「ServerView Resource Coordinator VE コマンドリファレンス」の「5.2 rcxadm certctl」と「5.6 rcxadm mgrctl」を参照してください。

    結果例

    Truststore:
    --------------

    キーストアのタイプ: jks
    キーストアのプロバイダ: SUN

    キーストアには4エントリが含まれます。

    client2, 2007/05/10, trustedCertEntry,
    証明書のフィンガープリント (MD5): 0F:4E:1C:DB:19:AE:3B:82:9D:74:93:6C:46:D8:7C:D2
    client1, 2007/05/10, trustedCertEntry,
    証明書のフィンガープリント (MD5): 9D:99:ED:88:C0:8F:32:26:60:FA:4C:96:A2:34:5A:45
    server4, 2007/05/11, trustedCertEntry,
    証明書のフィンガープリント (MD5): DC:E3:19:59:08:6D:C4:AD:B4:C7:F6:5C:E1:52:0A:1A (*1)
    server3, 2007/05/11, trustedCertEntry,
    証明書のフィンガープリント (MD5): 9B:EB:94:58:90:E8:09:BE:BD:FA:14:83:9D:87:3A:E4
    ...

    Keystore:
    --------------

    キーストアのタイプ: jks
    キーストアのプロバイダ: SUN

    キーストアには 2 エントリが含まれます。

    client, 2007/05/11, keyEntry,
    証明書のフィンガープリント (MD5):
    AA:55:85:54:6B:57:80:4F:8C:6E:2E:AA:7C:77:DB:F6 (*2)
    server, 2007/05/11, keyEntry,
    証明書のフィンガープリント (MD5):
    14:48:31:68:C9:CA:66:E1:E0:34:8A:FC:1C:17:19:EF

  2. エラーが発生した管理対象サーバ上で以下のコマンドを実行し、エージェントを停止後、SSL証明書データを表示させてください。

    【Windows】

    >"インストールフォルダ\Agent\bin\rcxadm" agtctl stop <RETURN>
    >"インストールフォルダ\Agent\bin\rcxadm" certctl list <RETURN>

    【Linux】

    # /opt/FJSVrcxat/bin/rcxadm agtctl stop <RETURN>
    # /opt/FJSVrcxat/bin/rcxadm certctl list <RETURN>

    【Solaris】

    # /opt/FJSVrcvat/bin/rcxadm agtctl stop <RETURN>
    # /opt/FJSVrcvat/bin/rcxadm certctl list <RETURN>

    コマンドについては、「ServerView Resource Coordinator VE コマンドリファレンス」の「5.1 rcxadm agtctl」と「5.2 rcxadm certctl」を参照してください。

    結果例

    Truststore:
    --------------

    キーストアのタイプ: jks
    キーストアのプロバイダ: SUN

    キーストアには 1 エントリが含まれます。

    client1, 2007/05/11, trustedCertEntry,
    証明書のフィンガープリント (MD5):
    AA:55:85:54:6B:57:80:4F:8C:6E:2E:AA:7C:77:DB:F6 (*2)
    ...

    Keystore:
    --------------

    キーストアのタイプ: jks
    キーストアのプロバイダ: SUN

    キーストアには1エントリが含まれます。

    server, 2007/05/11, keyEntry,
    証明書のフィンガープリント (MD5): DC:E3:19:59:08:6D:C4:AD:B4:C7:F6:5C:E1:52:0A:1A (*1)

  3. エージェントのKeystoreに含まれるフィンガープリントを確認してください。

    (*1)で示す例のようにエージェントのKeystoreに含まれるフィンガープリントが、手順1.の「結果例」で示したマネージャのTruststoreに含まれているか確認してください。
    含まれていない場合は、「対処方法」を参照し、対処を行ってください。

  4. エージェントのTruststoreに含まれるフィンガープリントを確認してください。

    (*2)で示す例のようにエージェントのTruststoreに含まれるフィンガープリントが、手順1.の「結果例」で示したマネージャのKeystoreに含まれているか確認してください。
    含まれていない場合は、「対処方法」を参照し、対処を行ってください。

対処方法

  1. エラーが発生した管理対象サーバ上で以下のコマンドを実行し、SSL証明書データを初期化後、エージェントを起動してください。

    【Windows】

    >"インストールフォルダ\Agent\bin\rcxadm" certctl init <RETURN>
    >"インストールフォルダ\Agent\bin\rcxadm" agtctl start <RETURN>

    【Linux】

    # /opt/FJSVrcxat/bin/rcxadm certctl init <RETURN>
    # /opt/FJSVrcxat/bin/rcxadm agtctl start <RETURN>

    【Solaris】

    # /opt/FJSVrcvat/bin/rcxadm certctl init <RETURN>
    # /opt/FJSVrcvat/bin/rcxadm agtctl start <RETURN>

  2. 管理サーバ上で以下のコマンドを実行し、マネージャを起動してください。

    【Windows】

    >"インストールフォルダ\Manager\bin\rcxadm" mgrctl start <RETURN>

    【Linux】

    # /opt/FJSVrcvmr/bin/rcxadm mgrctl start <RETURN>