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ServerView Resource Coordinator VE 運用ガイド

13.2 消費電力データの出力

ここでは、消費電力データを出力する方法について説明します。

消費電力データは、電力監視環境に登録されている電力採取対象装置ごとに、CSV形式で出力できます。
出力データには、電力や電力量といったデータ種別、出力期間、時間間隔を指定できます。

以下の手順で、消費電力データを出力します。

  1. RCコンソールのリソースツリーで、対象の電力採取対象装置を右クリックし、表示されたメニューで[出力]-[環境データ]を選択します。

    [電力採取対象装置の環境データ出力]ダイアログが表示されます。

  2. [電力採取対象装置の環境データ出力]ダイアログで以下の項目を設定します。

    図13.1 [電力採取対象装置の環境データ出力]ダイアログ

    対象リソース

    消費電力データを出力する電力採取対象装置名を指定します。
    電力採取対象装置名の"選択"チェックボックスにチェックを入れます。電力採取対象装置名は複数指定できます。

    対象データ

    出力するデータの種別を指定します。
    対象データの"選択"チェックボックスにチェックを入れます。対象データは複数指定できます。

    出力期間

    消費電力データの出力期間を選択リストから選択します。
    "最近の1時間"、"最近の1日"、"最近の1週間"、"最近の1か月"、"最近の1年間"または"カスタム"から選択します。
    "カスタム"を選択した場合は、"開始日"、"開始時"と"終了日"、"終了時"を併せて指定します。

    時間間隔

    消費電力データの出力時間の間隔を選択リストから選択します。
    "詳細値"、"1時間ごと"、"1日ごと"、"1か月ごと"または"1年ごと"から選択します。

  3. <OK>ボタンをクリックします。

    表示されたダウンロードダイアログで、ダウンロードするファイル名を指定します。指定したファイルにデータが出力されます。

注意

大量のデータを出力する場合、出力するまでに時間がかかります。
出力に5分以上時間がかかった場合、処理が失敗します。
再操作を行う場合、サーバ側の処理が完了していない可能性があるため、時間を置いてから行ってください。その場合、対象リソースと出力期間を変更して出力データ数を減らしてから再操作を行ってください。

以下に環境データを出力する場合の時間間隔別の推奨設定を記載します。

表13.1 環境データを出力する場合の時間間隔別の推奨設定

時間間隔

出力期間

出力台数

詳細値

最近の1日

12台

1時間ごとの値

最近の1か月

30台

1日ごとの値

最近の1年

30台

1か月ごとの値

カスタムで5年間を指定

60台

1年ごとの値

カスタムで5年間を指定

60台