ページの先頭行へ戻る
ServerView Resource Coordinator VE 導入ガイド

6.4.2 管理対象サーバの削除

ここでは、管理対象サーバの削除について説明します。

以下の手順で、管理対象サーバを削除します。

  1. RCコンソールのリソースツリーで、対象のサーバ(またはサーバ上の物理OS、VMホスト)を右クリックし、表示されたメニューで[削除]を選択します。

    [リソースの削除]ダイアログが表示されます。

    削除するサーバ上でVMホストが動作している場合は、その上で動作しているVMゲストも同時にリソースツリーから削除されます。[リソースの削除]ダイアログに、削除されるVMゲストが表示されるので、削除しても問題がないか確認してください。

  2. <OK>ボタンをクリックします。

    対象のサーバ上に物理OSまたはVMホストが存在し、さらにHBA address renameが設定されている場合、削除時にサーバの電源が切断され、対象のサーバが未登録になります。
    なお、削除したサーバがPRIMERGY BXシリーズの場合、対象のサーバが未登録になり、リソースツリーに残ります。

注意

本製品では、サーバ削除時にストレージ装置のホストアフィニティとファイバチャネルスイッチのゾーニング設定は削除しません。ETERNUS SF Storage Cruiserなどのストレージ管理ソフトウェアを利用して削除してください。

参考

  • 管理対象サーバにHBA address renameが設定されていた場合、HBAのWWNが工場出荷時の値にリセットされます。
    このとき、一時的に管理対象サーバの電源が投入されます。

  • VMゲストについてはサーバ仮想化ソフトウェアの管理画面で操作することで、管理サーバ上から自動的に削除されます。

  • サーバ削除後も同じストレージ装置のボリュームを使用して対象サーバを動作させる場合は、ETERNUS SF Storage Cruiserなどのストレージ管理ソフトウェアを利用して、工場出荷時のWWNでストレージ装置のホストアフィニティとファイバチャネルスイッチのゾーニングを再設定してください。

  • 対象のサーバからバックアップしたシステムイメージも自動的に削除されます。

  • サーバ削除後、メンテナンスLEDは自動的にOFFになります。

  • 削除するサーバに対してHBA address renameとサーバ仮想化ソフトウェアの高可用性機能が設定されている場合は、サーバの電源が切断されたことによって、高可用性機能の切替え処理が動作します。削除時に業務を停止しない場合は、事前にVMゲストを他のサーバ上に移動させておくことをお勧めします。サーバ仮想化ソフトウェア製品ごとの高可用性機能については、「A.2 利用する製品別の設定」を参照してください。