Interstage Application Server リファレンスマニュアル(コマンド編) |
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第11部 保守編 | > 第26章 バックアップコマンド |
ihsbackup − Interstage HTTP Serverの資源のバックアップ・移出
ihsbackup -d directory [-t pass|all]
ihsbackupコマンドは、Interstage HTTP Serverが使用する資源ファイルのバックアップ・移出を行います。
以下に、本コマンドのオプションと引数を説明します。
バックアップ・移出を行うInterstage HTTP Server資源の格納ディレクトリ名を、256バイト以内で指定します。
指定したディレクトリ配下に“IHS”ディレクトリを作成後、“IHS”ディレクトリ配下にInterstage HTTP Server資源のバックアップを行います。すでに“IHS”という名前のディレクトリが存在する場合は、“IHS”ディレクトリを削除してから実行してください。
なお、バックアップ・移出が異常終了した場合は、“IHS”ディレクトリを削除してください。
バックアップ・移出を行うInterstage HTTP Server資源の格納ディレクトリ名を、256バイト以内の絶対パスで指定します。
指定したディレクトリ配下に“FJSVihs”ディレクトリを作成後、“FJSVihs”ディレクトリ配下にInterstage HTTP Server資源のバックアップを行います。すでに“FJSVihs”という名前のディレクトリが存在する場合は、“FJSVihs”ディレクトリを削除してから実行してください。
なお、バックアップ・移出が異常終了した場合は、“FJSVihs”ディレクトリを削除してください。
バックアップ・移出の対象とする資源を以下から指定します。使用している環境に応じて、選択してください。
バックアップ・移出の対象資源 |
-tオプションの指定 |
||
-tオプション省略 |
-t pass |
-t all |
|
環境定義ファイル |
○ |
○ |
○ |
パスワードファイル(任意) |
× |
○ |
○ |
公開用ルートディレクトリ |
× |
× |
○ |
○:バックアップ・移出を行います。
×:バックアップ・移出を行いません。
Interstage HTTP Serverの資源を“X:\Backup\IHS”ディレクトリにバックアップします。
ihsbackup -d X:\Backup -t all |
Interstage HTTP Serverの資源を“/backup/FJSVihs”ディレクトリにバックアップします。
ihsbackup -d /backup -t all |
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