Interstage Application Server リファレンスマニュアル(コマンド編)
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第11部 保守編> 第26章 バックアップコマンド

26.3 ihsbackup

名前

 ihsbackup − Interstage HTTP Serverの資源のバックアップ・移出

形式

 ihsbackup -d directory [-t pass|all]

機能説明

 ihsbackupコマンドは、Interstage HTTP Serverが使用する資源ファイルのバックアップ・移出を行います。

 以下に、本コマンドのオプションと引数を説明します。

-d directory


 バックアップ・移出を行うInterstage HTTP Server資源の格納ディレクトリ名を、256バイト以内で指定します。
 指定したディレクトリ配下に“IHS”ディレクトリを作成後、“IHS”ディレクトリ配下にInterstage HTTP Server資源のバックアップを行います。すでに“IHS”という名前のディレクトリが存在する場合は、“IHS”ディレクトリを削除してから実行してください。
 なお、バックアップ・移出が異常終了した場合は、“IHS”ディレクトリを削除してください。


 バックアップ・移出を行うInterstage HTTP Server資源の格納ディレクトリ名を、256バイト以内の絶対パスで指定します。
 指定したディレクトリ配下に“FJSVihs”ディレクトリを作成後、“FJSVihs”ディレクトリ配下にInterstage HTTP Server資源のバックアップを行います。すでに“FJSVihs”という名前のディレクトリが存在する場合は、“FJSVihs”ディレクトリを削除してから実行してください。
 なお、バックアップ・移出が異常終了した場合は、“FJSVihs”ディレクトリを削除してください。

-t pass|all

 バックアップ・移出の対象とする資源を以下から指定します。使用している環境に応じて、選択してください。

バックアップ・移出の対象資源

-tオプションの指定

-tオプション省略

-t pass

-t all

環境定義ファイル

パスワードファイル(任意)

×

公開用ルートディレクトリ

×

×

○:バックアップ・移出を行います。
×:バックアップ・移出を行いません。

注意事項

使用例


 Interstage HTTP Serverの資源を“X:\Backup\IHS”ディレクトリにバックアップします。

ihsbackup -d X:\Backup -t all



 Interstage HTTP Serverの資源を“/backup/FJSVihs”ディレクトリにバックアップします。

ihsbackup -d /backup -t all


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