Interstage Application Server OLTPサーバ運用ガイド
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付録G ワークユニットの出口機能> G.2 プロセス回収出口プログラム機能

G.2.1 概要

 プロセス回収出口は、アプリケーションプロセス終了後にアプリケーションプロセス内で獲得した資源を解放するための出口プログラムです。ワークユニット停止やアプリケーション異常などによる、アプリケーションプロセスの終了を契機に、アプリケーションプロセスとは別プロセスよりプロセス回収出口が呼び出されます。
 これにより、共有メモリなどに作成したアプリケーションプロセスの資源を解放することが可能となります。
 本機能はCORBAアプリケーション、トランザクションアプリケーション、EJBアプリケーション、ユーティリティワークユニット(一般アプリケーションのワークユニット)で使用することができます。ただし、ユーティリティワークユニットでは、ワークユニット停止コマンドを使用してワークユニットを停止した場合、および、ワークユニット異常終了により強制停止されるプロセスに対しては、プロセス回収出口は呼び出されません。
 ユーティリティワークユニットはSolaris版、Linux版のみ使用することができます。

 また、ワークユニット出口プログラム機能とプロセス回収出口プログラム機能を併用する場合は、実行モジュールは同一とする必要があります。


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