Interstage Application Server OLTPサーバ運用ガイド
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G.1.1 概要
ワークユニット出口は、ワークユニット単位で資源の獲得/解放などの処理を行うための出口プログラムです。ワークユニット起動時に、アプリケーションプロセスの起動前に1度呼び出されます。また、ワークユニット停止時およびワークユニット異常終了時に、ワークユニット配下のプロセスの回収処理が終了したあとに1度呼び出されます。
また、アプリケーションの前出口プログラムおよび後出口プログラムは、アプリケーションプロセスの起動および停止時に呼び出される出口プログラムであるのに対し、ワークユニット出口プログラムは、ワークユニットの起動、停止および異常終了時に呼び出される出口プログラムです。
これにより、ワークユニット単位で共有メモリなどの資源を獲得する場合、ワークユニット出口より共有メモリの獲得/解放処理を行うことが可能となります。
CORBAアプリケーション、トランザクションアプリケーション、EJBアプリケーション、ユーティリティワークユニット(一般アプリケーションのワークユニット)で使用することができます。
ユーティリティワークユニットはSolaris版、Linux版のみ使用することができます。
また、ワークユニット出口プログラム機能とプロセス回収出口プログラム機能を併用する場合は、実行モジュールは同一とする必要があります。
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