Interstage Application Server OLTPサーバ運用ガイド |
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付録E Interstage管理コンソールを使用したCORBAワークユニットの運用手順 | > E.2 Linux の場合 |
Interstage管理コンソールを使用してCORBAワークユニット(CORBAアプリケーションのワークユニット)を動作させるための環境を作成し、運用する手順について説明します。
CORBAアプリケーションをワークユニットで運用する場合、以下の手順でアプリケーション実行環境を設定する必要があります。ここでは、C++言語サンプルアプリケーションを利用して、ワークユニットを作成してからアプリケーションを運用し、ワークユニットを削除するまでを説明します。
本説明は、/opt/FJSVod/src/samples/complex/samplelist.C++/data/any下にあるサンプルアプリを動作させるまでのプロセスを説明しています。
“アプリケーション作成ガイド(CORBAサービス編)”の実行手順に従ってサーバアプリケーションを作成します。ここでは/opt/FJSVod/src/samples/complex/samplelist.C++/data/anyに用意されているサンプルアプリケーションを利用します。
# OD_HOME=/opt/FJSVod
# export OD_HOME(環境変数にOD_HOMEを設定)
# LD_LIBRARY_PATH=$OD_HOME/lib:$LD_LIBRARY_PATH
# export LD_LIBRARY_PATH(環境変数にライブラリパスを設定)
# cd /opt/FJSVod/src/samples/complex/samplelist.C++/data/any
# make(アプリケーションの作成)
Webブラウザから“https://(ホスト名):12000/IsAdmin”を指定してInterstage管理コンソールを起動します。
CORBAアプリケーションをワークユニットで動作させるため、ワークユニット定義の作成を行います。
CORBAアプリケーションをワークユニットで動作させるための配備を行います。
ワークユニット定義で設定したCORBAワークユニットの起動を行います。
配備設定で“配備完了後、ワークユニットを起動する”を有効にすることで、配備と同時にワークユニットの起動も行われます。通常、本項目は有効になっています。
また、ワークユニットはInterstage起動に連動して起動されます。通常、自動起動も有効になっています。
“アプリケーション作成ガイド(CORBAサービス編)”の実行手順に従ってクライアントアプリケーションを作成します。ここでは、/opt/FJSVod/src/samples/complex/samplelist.C++/data/anyに用意されているサンプルアプリケーションを利用します。
# cd /opt/FJSVod/src/samples/complex/samplelist.C++/data/any
# make(アプリケーションの作成)
クライアントアプリケーションを実行します。
クライアントアプリケーション格納先で以下を実行します。
# ./simple_c
smp1->para1 = 100
smp1->para2 = OUT
smp2->para1 = x
smp2->para2 = 0.01
smp3->para1 = z
smp3->para2 = 0.001
起動中のワークユニットの停止を行います。
CORBAアプリケーションの配備解除を行います。
CORBAワークユニットの削除を行います。
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