Interstage Application Server OLTPサーバ運用ガイド
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第4章 ワークユニット運用/監視> 4.1 CORBAワークユニットの運用> 4.1.3 CORBAワークユニットの監視

4.1.3.2 オブジェクト運用状態の確認

■コマンドを使用する方法

オブジェクト一覧の確認

 islistobjコマンドを使用して、動作中のオブジェクト(インプリメンテーションリポジトリID)の一覧を表示できます。

 islistobj

 オブジェクトの一覧表示では、次の情報を表示します。

情報

内容

objectname/applicationname

アプリケーション名が表示されます。

kind

ワークユニット種別が表示されます。

status

運用中:active
閉塞中:inhibit

オブジェクト運用状態の確認

 ワークユニットのオブジェクトの運用状態は、isinfobjコマンドを使用して確認します。

 isinfobj objname

 objname:詳細情報を確認するオブジェクト名

 ワークユニットのオブジェクトには次の運用状態があります。

オブジェクトが実行可能な状態
(運用中)

active

その他の詳細情報

 運用状態のほかに、動作中のCORBAアプリケーションのオブジェクト(インプリメンテーションリポジトリID)の詳細情報として、以下を表示します。

情報

内容

インプリメンテーションID
impl ID

インプリメンテーションリポジトリIDが表示されます

アプリケーションの種別
kind

CORBAが表示されます

運用状態
status

運用中:active
閉塞中:inhibit

インタフェース名
object

インプリメンテーションリポジトリに登録されているインタフェース名

プロセス多重度
procnum

インプリメンテーションリポジトリに対するプロセス多重度

滞留キュー数
queue

キューに滞留しているクライアントからの要求数

累積キュー数
accumulation

インプリメンテーションリポジトリ内アプリケーションで処理した累積数

スレッド数
thread

インプリメンテーションリポジトリ内アプリケーションのスレッド数

ワークユニット名
wuname

アプリケーションが動作するワークユニット名

■Interstage管理コンソールを使用する方法

  1. Interstage管理コンソールにログインします。
  2. Interstage管理コンソールの
    [Interstage管理コンソール] > [Interstage Application Server] > [システム] > [ワークユニット] > [ワークユニット名] > [インプリメンテーションリポジトリID]の
    [状態]タブまたは[モニタ]タブでオブジェクトの状態を確認します。
    [状態の再取得]ボタンを実行することで、最新の状態を確認することができます。

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