Interstage Application Server OLTPサーバ運用ガイド
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2.2.11.2 サーバ側のコード系の設定
サーバアプリケーションでコード系を使用している場合の設定方法を説明します。
CORBAアプリケーションの場合
サーバアプリケーションで使用しているコード系をCORBAサービスに通知するため、オブジェクトリファレンスの作成時にコード系を指定します。オブジェクトリファレンスの作成方法には、以下の3つの方法があります。
- Interstage管理コンソールを利用する。アプリケーションの配備画面における“ロケール”を設定してください。
- OD_or_admコマンド(-Lオプションでコード系を指定)を利用する。
- 関数を利用する。
- C言語の場合 :CORBA_BOA_create()
- C++言語の場合:CORBA::BOA::create()
- COBOLの場合 :CORBA-BOA-CREATE
OD_or_admコマンドで-Lオプションを省略した場合、または関数を利用した場合、以下の規則にしたがってオブジェクトリファレンスにコード系が設定されます。
- OD_impl_instコマンドでサーバアプリケーションのコード系(locale)が設定された場合、この設定が使用されます。
- OD_impl_instコマンドでIORのバージョンが1.1(ior=1.1)に設定され、サーバアプリケーションのコード系(locale)が未設定の場合、コード系の暗黙値が設定されます。なお、コード系の暗黙値を設定する場合は、OD_set_envコマンドの-Lオプションを使用します。
- OD_impl_instコマンドでIORのバージョンが1.0(ior=1.0)に設定された場合、またはIORのバージョンが1.1(ior=1.1)でコード系の暗黙値が未定義の場合、コード系未設定となります。
指定可能なコード系については、“変換可能なコード系”(表)を参照してください。
関数を利用してオブジェクトを作成する場合は、OD_or_admコマンドで-Lオプションを省略した場合と同様のコード系が設定されます。
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