Interstage Application Server アプリケーション作成ガイド (CORBAサービス編) |
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付録D サンプルプログラム | > D.3 実行手順(Windows(R)) | > D.3.1 静的インタフェース |
サーバアプリケーションの作成手順として、Microsoft(R) Visual Studio(R) 2005を使用したときの実行例を以下に示します。
コマンドプロンプトを起動し、サーバアプリケーションフォルダへ現フォルダを移動します。その後、IDLコンパイルを実行して、スケルトンを作成します。
IDLc simple.idl |
サーバアプリケーションフォルダ一式をVisual Studio(R)がインストールされた環境にコピーします。この環境において、エクスプローラなどからソリューション(.sln)ファイルをダブルクリックしてVisual Studio(R)を起動し、以下の手順でビルドします。
その後、サーバアプリケーションフォルダ一式をInterstageがインストールされた環境にコピーします。
サーバアプリケーションの作成手順として、Microsoft Platform SDK for Windows Server 2003を使用したときの実行例を以下に示します。
「Microsoft Platform SDK Windows Server 2003 IA64-bit IE 6.0 RETAIL Build Environment」を起動し、サーバアプリケーションフォルダへ現フォルダを移動します。その後、IDLコンパイルを実行して、スケルトンを作成します。
IDLc simple.idl |
makファイルに対してnmakeコマンドを実行して、サーバアプリケーションをビルドします。
ビルド時に警告メッセージが出力されることがありますが、動作上は問題ありません。
nmake /f any_s.mak |
クライアントアプリケーションの作成手順として、Microsoft(R) Visual Studio(R) 2005を使用したときの実行例を以下に示します。
コマンドプロンプトにおいて、上記で作成したサーバアプリケーションに対応したクライアントアプリケーションフォルダへ現フォルダを移動します。その後、IDLコンパイラを実行してスタブを作成します。
IDLc simple.idl |
クライアントアプリケーションフォルダ一式をVisual Studio(R)がインストールされた環境にコピーします。この環境において、エクスプローラなどからソリューション(.sln)ファイルをダブルクリックしてVisual Studio(R)を起動し、以下の手順でビルドします。
その後、クライアントアプリケーションフォルダ一式をInterstageがインストールされた環境にコピーします。
クライアントアプリケーションの作成手順として、Microsoft Platform SDK for Windows Server 2003を使用したときの実行例を以下に示します。
「Microsoft Platform SDK Windows Server 2003 IA64-bit IE 6.0 RETAIL Build Environment」において、クライアントアプリケーションフォルダへ現フォルダを移動します。その後、IDLコンパイルを実行して、スタブを作成します。
IDLc simple.idl |
makファイルに対してnmakeコマンドを実行して、クライアントアプリケーションをビルドします。
ビルド時に警告メッセージが出力されることがありますが、動作上は問題ありません。
nmake /f any_c.mak |
作成したアプリケーションの実行手順を以下に示します。
コマンドプロンプトにおいて、サーバアプリケーションフォルダへ現フォルダを移動します。その後、registar.batを実行して、サンプルプログラムを実行するために必要なインプリメンテーションリポジトリIDとオブジェクトリファレンスを登録します。
register.bat |
exec-SV.batを実行して、サーバアプリケーションを起動します。
start exec-SV.bat |
コマンドプロンプトにおいて、クライアントアプリケーションフォルダへ現フォルダを移動します。その後、exec-CL.batを実行して、クライアントアプリケーションを起動し、出力結果を確認します。入力を求められた場合、値を入力します。
exec-CL.bat |
コマンドプロンプトにおいて、サーバアプリケーションフォルダへ現フォルダを移動します。その後、stop-SV.batを実行して、サーバアプリケーションを停止します。
stop-SV.bat |
unregister.batを実行して、不要となったサンプルプログラムのインプリメンテーションリポジトリIDとオブジェクトリファレンスを削除します。
unregister.bat |
各種データ型のサーバアプリケーションは、ワークユニット上で動作させることも可能です。
サーバアプリケーションをワークユニット上で動作させる場合、“サーバアプリケーションの起動”においてexec-SV.batを使用せず、以下を実行します。
simple.wuの以下の項目をインストール環境に合わせます。
[Control Option]
Path: インストールフォルダを修正します。
Current Directory: カレントフォルダとして使用するフォルダ名に修正します。
isaddwudefコマンドを実行して、ワークユニット定義を登録します。
isaddwudef simple.wu |
isstartwuコマンドを実行して、ワークユニットを起動します。
isstartwu ODSAMPLE |
また、“サーバアプリケーションの終了”においてstop-SV.batを使用せず、以下を実行します。
isstopwuコマンドを実行して、ワークユニットを停止します。
isstopwu ODSAMPLE |
isdelwudefコマンドを実行して、ワークユニット定義を削除します。
isdelwudef ODSAMPLE |
exception のサンプルプログラムを実行すると、以下のようなメッセージが出力されますが、これはサンプルプログラムの出力であり、システムや内部で異常が発生したことによるものではありません。
ret = [10] |
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