Interstage Application Server ディレクトリサービス運用ガイド |
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第10章 リポジトリの運用・保守 | > 10.3 リポジトリの運用監視 |
アクセスログの設定手順を説明します。
Interstage管理コンソールの操作方法についての詳細は、Interstage管理コンソールのヘルプを参照してください。
クライアントからの、すべてのアクセス履歴をアクセスログに出力する場合、膨大なディスク容量が必要となります。このような問題に対処するため、アクセスログを出力する事象を[出力レベル]で変更することができます。
[出力レベル]には以下の組み合わせを指定することができます。
出力される情報は、以下のとおりです。
以下のリクエスト情報が出力されます。
接続、認証、検索、比較、
更新、識別名変更、追加、削除、
解放
以下のエラー応答が出力されます。
接続、タイムアウト、認証、比較、
変更、識別名変更、追加、削除、
検索
以下の正常応答が出力されます。
接続、認証、比較、変更、
識別名変更、追加、削除、検索
検索結果のエントリDNが出力されます。
アクセスログは、標準では以下のディレクトリ配下に作成されます。
|
アクセスログのファイル名の生成規則は以下のとおりです。
access_YYYYMMDD_XXXXX
YYYY:アクセスログを出力した西暦年
MM :アクセスログを出力した月
DD :アクセスログを出力した日
XXXXX:Interstage ディレクトリサービスの管理名(内容、桁数ともに可変)
出力例
アクセスログが2003年4月1日に出力された場合
access_20030401_81600 |
アクセスログを、ローテーションとして分割することができます。
[ローテーションタイプ]として以下の種類を選択できます。
ローテーション |
意味 |
---|---|
サイズ |
指定されたサイズごとにファイルを分割します。 |
月 |
月が変わる単位にファイルを分割します。ただし、1ファイルサイズの上限に達した場合は、自動的に分割されます。 |
日 |
日が変わる単位にファイルを分割します。ただし、1ファイルサイズの上限に達した場合は、自動的に分割されます。 |
また、アクセスログの[ローテーションタイプ]以外に、[サイズ]、および[世代管理数]が指定できます。
[サイズ]は、アクセスログの1ファイルあたりのサイズを、Mバイト単位で指定します。
[世代管理数]は、ファイルを残す世代数を指定します。
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