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ETERNUS SF Storage Cruiser 14.1 イベント説明書

第3章 装置ポーリングイベント

本製品の装置ポーリング機能は、装置の状態変化を検出すると、以下のようにイベントに表示します。

注意

[最新の情報に更新]処理によって状態変化を検出した場合は、これらのイベントが表示されません。装置アイコンから状態を確認してください。

事象

レベル

イベント表示

対処方法

状態が異常(赤色)に変化したとき

Error

Unit status changed: Error

装置の状態を確認してください。

状態が警告(黄色)に変化したとき

Warning

Unit status changed: Warning

装置の状態を確認してください。

状態が正常(緑色)に変化したとき

Information

Unit status changed: OK

特になし。

通信不可に変化したとき

Warning

Connection Timeout

マネージャと当該装置間の LAN が正しく動作しているか確認してください。各装置の状態、SNMP などのネットワーク通信用プロセスが動作していること、サーバノードエージェントの場合はエージェントが正しく動作していることを確認してください。

SNMP を利用して通信する装置で、装置のコミュニティー名を変更した場合は、『ETERNUS SF Storage Cruiser ユーザーズガイド』の「C.2 sanma.confパラメーター説明」を参照して SNMP_COMMUNITY_NAME_FOR_IP パラメーターを設定し、さらに、設定ファイルを反映してください。

通信が回復したとき

Information

Connection OK

特になし。

ポーリング機能に異常があったとき

Error

[Polling] (エラー事象)

イベントメッセージに応じて対処してください。

  • Command could not be executed: <コマンド名>

    運用管理サーバの資源不足により、コマンドの起動に失敗した場合に発生します。
    一時的に発生する場合は対処不要ですが、定常的に発生する場合は、運用管理サーバのシステム資源枯渇(メモリやファイルディスクリプタの不足)が発生していないか確認してください。

  • XML File can not read: <ファイル名>

    XML 定義ファイルの読込みに失敗した場合に発生します。定義内容に誤りがないか確認してください。

  • XML File not found: <ファイル名>

    XML 定義ファイルが存在しない場合に発生します。正しいディレクトリパスにファイルが存在しているか確認してください。

  • その他

    当該メッセージおよび調査資料を採取し、当社技術員に連絡してください。


通信不可から回復したときのイベント表示は、ポーリング方式によって以下のように異なります。

参照

ポーリング方法については、『ETERNUS SF Storage Cruiser ユーザーズガイド』の「2.3 装置ポーリング」を参照してください。

参照

本イベントに関して、ETERNUS VS900 モデル200 バーチャリゼーションスイッチは、『ETERNUS SF Storage Cruiser ユーザーズガイド』の「4.2.6.2 留意事項」に記載されている「障害管理」を参照してください。