ETERNUS ディスクアレイ装置やGRシリーズ装置で定義されるAffinityGroupまたはゾーン(ZONE)。
ストレージ内のロジカルボリュームをひとまとめにした単位。サーバノードごとにまとまったボリュームを定義する時に便利な機能である。
ETERNUS DX60/DX80/DX90、ETERNUS DX400 series、ETERNUS DX8000 series、ETERNUS2000、ETERNUS4000、ETERNUS8000、ETERNUS3000、ETERNUS6000
富士通の高信頼・高性能ディスクアレイシリーズ装置
ETERNUSマネージャ、ETERNUSmgr(エターナスマネージャ)
ETERNUS DX60/DX80/DX90、ETERNUS DX400 series、ETERNUS DX8000 series、ETERNUS2000、ETERNUS4000、ETERNUS8000、ETERNUS3000、ETERNUS6000 のストレージの管理ソフトウェア。
ETERNUS DX60/DX80/DX90、ETERNUS DX400 series、ETERNUS DX8000 series、ETERNUS2000、ETERNUS4000、ETERNUS8000、ETERNUS3000、ETERNUS6000 用マルチパスディスク制御ドライバ。GRMPDドライバの後継版。
FC-AL(Fibre Channel Arbitrated Loop)
ファイバーチャネルインターフェースを用いたトポロジ。ファイバーチャネルハブを使用することで、複数ノード間接続を実現できる。現在、一対一接続で最も使用されているトポロジ。ポートはNLポートかLポート。
ETERNUS4000、ETERNUS8000、ETERNUS3000、ETERNUS6000、ETERNUS GR series 用マルチパスディスク制御ドライバ。 MPLBドライバの拡張版である。インスタンス名はMPLB。
ETERNUS DX60/DX80/DX90、ETERNUS DX400 series、ETERNUS DX8000 series、ETERNUS2000、ETERNUS4000、ETERNUS8000、ETERNUS3000、ETERNUS6000、ETERNUS GR710/GR720/GR730/GR740 内で管理される Logical Volume 番号を、CAポートごとに任意の番号(ホストに見せるボリューム番号:LUN番号)に振り替える機能のこと。
Windows operating system のマルチパスディスク制御機構。Windows Server 2003 からサポートされている。実際に制御を行うのは DSM と呼ばれるドライバであり、ストレージベンダーなどから提供されている。マルチパスI/O(Multi Path I/O)の略。
HP-UX operating system の Logical Volume Manager(LVM)が提供するマルチパスディスク制御機構。HP-UX 10.0 からサポートされている。
Redundant Array of Inexpensive Disks の略で、データを複数のハードディスク(磁気ディスク装置)に分散することで、性能と耐障害性を同時に確保するための技術です。
Storage Area Networkの略語、サーバノードとストレージ間を接続するネットワーク。広義には、ストレージ集中、異種サーバノード間データ共有、ストレージ統合管理の実現にまで言及する広い概念を持つ。
SMIS、SMI-S(Storage Management Initiative Specification)
SNIA(Storage Networking Industry Association)が提案する、SANの管理インターフェース標準。
SCSIバスの各ポートに設定されるID。
SCSI/FC-ALでは一般的にデバイスに設定するIDであるが、Solaris OSのファブリック接続環境ではSolaris OS側からソフト的にこの値を定義できる。(WWPNバインディング)
本製品で管理しているストレージHBAとサーバノードなどのCAのWWPN以外でファイバーチャネルスイッチポートに接続されているWWPN情報を基に本製品で作成される情報。本製品で管理していない装置がSAN環境に存在することを判別できる。手動組込みでHBAまたはCAとして登録される。
ノード内のファイバーチャネルポートで共通な値で設定される名前である。ただし、ノードの定義は各社異なり、装置であったり、アダプタであったりと統一がなされていない。ノードWWNとも呼ばれる。
ファイバーチャネルスイッチによる アクセス可能区域分け(ZONING)の1つ。サーバノードのHBAとストレージなどのCAのWWNNを指定してアクセスパスを設定する。この設定をすると定義されていないWWNNをもつファイバーチャネルポートはファイバーチャネルスイッチ内でアクセス不可能となる。
それぞれのファイバーチャネルポート(HBA、CA、ファイバーチャネルスイッチポートなど)にユニークな値で設定されている名前でIEEEのMACグーロバルアドレスである。同じWWPNのファイバーチャネルポートは世界に2つ存在しないので、ファイバーチャネルポートLOGIN時の識別子として利用されている。ポートWWNとも呼ばれる。
ファイバーチャネルスイッチによる アクセス可能区域分け(ZONING)の1つ。サーバノードのHBAとストレージなどのCAのWWPNを指定してアクセスパスを設定する。この設定をすると定義されていないWWPNをもつファイバーチャネルポートはファイバーチャネルスイッチ内でアクセス不可能となる。本製品のアクセスパス設定では、WWPNゾーニングを用いてファイバーチャネルスイッチのアクセスパスを制御している。
HP-UX operating system のデバイス特殊ファイルの形式。HP-UX 11iv3 からサポートされている。Persistent DSF とも呼ばれる。
一貫性のある DSF 形式: /dev/[r]disk/diskX[_pY]
サーバノードにファイバーチャネルHBAとマルチパス制御ソフトウェアを管理するためにインストールするエージェント。サーバノード側のファイバーチャネルの、HBAの情報読込・アクセスパスの設定コマンドに対するsd.conf/fcaw.conf/pfca.confなどの構成情報ファイルの編集・マルチパスディスク制御の障害情報の監視、報告などを実施する。
物理的にファイバケーブルを用いてファイバーチャネルスイッチとファイバーチャネルスイッチを接続する機能。自動的にファイバーチャネルスイッチ同士で通信を行い、ネームサーバ機能を利用してファイバーチャネルスイッチを越えたアクセスを可能としている。
HP-UX operating system のデバイス特殊ファイルの形式。HP-UX 11iv3 からサポートされた一貫性のある DSF に対して、従来のデバイス特殊ファイルの形式のことを表す。Legacy DSF とも呼ばれる。
従来の DSF 形式: /dev/[r]dsk/cXtYdZ[sN]
サーバノード側のHBAに設定する定義。ストレージのCAと、そこに割り当てるサーバノード側のパスの関係定義。ファイバーチャネルアダプタ(HBA)が所有する機能。
Solaris OSの場合は、sd.conf、fcaw.conf、fjpfca.conf、lpfc.conf、lpfs.confなどのファイバーチャネルHBAの設定ファイルに、ストレージCAのWWPNと特殊ファイルのtX(ターゲット)との関係を設定することで、SAN上での多くのストレージを自由にSolaris OSの特殊ファイルと関連づけることが可能となる。
マネージャではアクセスパスの設定でこれらの設定ファイルを自動定義する。
ファイバーチャネルスイッチ内に接続されているファイバーチャネルポート群をゾーンという単位でグループ化し、ゾーン内のアクセスだけを許可することで、ファイバーチャネル上でのセキュリティを実現する。WWPNゾーニング、WWNNゾーニング、ポートゾーニング設定などの種類が存在する。
ETERNUS3000装置/GR装置ではストレージ内の複数の論理ユニットをまとめたゾーンという単位で管理可能である。各ゾーンにアクセス可能なサーバノードHBAを複数定義できる。これはホストアフィニティ機能と呼ばれる。
ディスクアレイ(Disk Array)とは、ハードディスク(磁気ディスク装置)を複数搭載し、大容量ディスクとして扱う技術、装置を指します。ディスクアレイは、装置の信頼性や処理能力を向上させるRAID(レイド)技術が採用されているため、「レイド」と呼ばれることがあります。
サーバノードのハードディスクドライバソフトウェア。
ディスクアレイ装置の制御を、sdドライバに代わり行う。Solaris OS環境でGRを接続する際に、GRに対しての最適なリカバリー環境を実現できる。
サーバノードHBAの機能。接続先であるストレージファイバーチャネルポートの情報とサーバノード特殊ファイルとの関連づけを定義できる。サーバノード側からのきめの細かいアクセスが可能なストレージ領域の定義を実現する。
ファイバーチャネル用のファイバーチャネルスイッチ。複数のファイバーチャネルノード間通信を同時に実行できることが特長。性能・信頼性の面でファイバーチャネルハブよりすぐれる。ファブリックトポロジで動作する。
ファイバーチャネルスイッチによる アクセス可能区域分け(ZONING)の1つ。ファイバーチャネルスイッチのポート番号を指定して、そのポートに接続されているサーバノードHBAとストレージCAのアクセスパスを設定する。
ストレージ側のCAポートに設定するサーバノードのHBAとストレージ内のアクセスできる領域を対応づける定義。ホスト(HBA)に見せるストレージ装置内のLogical Volumeを関連付けさせる機能であり、ストレージ装置内部のセキュリティとして機能する。
ETERNUSディスクアレイ装置やGR710、GR720、GR730、GR740では、ETERNUSmgr/GRmgr を用いてゾーンとアクセスを許可するサーバノードWWPNの関係を設定可能で、本製品ではアクセスパスの設定機能でこの定義を自動設定する。
F649x、Spectris、Platinumシリーズでのホストアフィニティは、CE保守ツールのFSTで設定する。
サーバノードのマルチパスディスク制御を行うドライバソフトウェア。複数の物理アクセスパスを論理的に1つのパス設定にして、1本の物理アクセスパスの故障によるディスクアレイ装置へのアクセス停止を回避する機能を持つフェールオーバドライバソフトウェア。
サーバノードのマルチパスディスク制御を行うドライバソフトウェア。マルチパスディスク制御のフェールオーバ機能に加え、ロードバランス(パスの負荷分散)機能、2パスから8パスまでのマルチパス機能を持つため、信頼性・運用性・性能向上にすぐれ、SAN運用のサーバには最適。