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ETERNUS SF Storage Cruiser 14.1 ユーザーズガイド

E.3 メールファイル書式

stxsmail が扱うメールファイルは、次の条件で作成されていることを前提とします。

以下にメールファイルの例を示します。

メールファイルは、メールヘッダーと本文で構成され、それらの間には1つの空行があるものとします。

メールヘッダーには、一般的なメールヘッダー項目を指定できます。以下は、メールヘッダーの主な項目です。

項目

説明

From

送信元メールアドレスを記述します。

To

送信先メールアドレスを記述します。

Cc

カーボンコピー先メールアドレスを記述します。

Bcc

ブラインドカーボンコピー先メールアドレスを記述します。

Subject

メールの表題を記述します。

メールヘッダーのうち From および To には、正しい内容が設定されていることを必ず確認してください。

From または To を省略した場合、stxsmail はエラーを通知して終了します。

その他のメールヘッダーは省略可能です。

メールアドレスを記述する From、To、Cc、Bcc は、以下のようにメールアドレスだけを記述するものとします。

例)
From: mgr@foo.bar.com

以下の例1~例3のように、メールアドレス以外のものを含めていけません。

例1)
From: < mgr @foo.bar.com>

例2)
From: "Administrator" < mgr @foo.bar.com>

例3)
From: 管理者 (mgr @foo.bar.com)

To、Cc、Bcc には、以下のように1行に複数のメールアドレスを記述できます。

例)
Cc: admin@foo.bar.com, root@foo.bar.com

また、To、Cc、Bcc には、以下のように複数行を記述できます。

例)
Cc: admin@foo.bar.com
Cc: root@foo.bar.com

なお、To、Cc、Bcc で指定できるメールアドレスは、合計で16件以内です。

上記に記載されていない一般的なメールヘッダーも記述できますが、その場合、stxsmail は動作結果を保証しません。stxsmail は、上記以外のメールヘッダーを、メールサーバにそのまま送信します。