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ETERNUS SF Storage Cruiser 14.1 インストールガイド

9.1.2 アンインストール

  1. OS の管理者(root)でログインして、scuninstall.sh コマンドを実行します。本コマンドを実行すると、パッケージが削除されます。scuninstall.sh コマンドもパッケージに含まれているため、任意のディレクトリにコピーしてから実行してください。

    scuninstall.sh コマンドを /work にコピーしてから、アンインストールする場合

    # cp /opt/FJSVssmgr/bin/scuninstall.sh /work
    # /work/scuninstall.sh
  2. 以下のメッセージが出力されます。このままアンインストールを実行する場合は "y"、中断する場合は "y" 以外を入力します。

    ETERNUS SF Storage Cruiser 14.1
    Copyright FUJITSU LIMITED 2006-2010
    
    This program will uninstall "ETERNUS SF Storage Cruiser" Manager on your system.
    
    Do you want to continue the uninstallation of this package? [y,n,?,q]
  3. "y" を入力すると、アンインストールが開始されます。

    アンインストールが正常に完了すると、以下のメッセージが表示されます。

    INFO: "ETERNUS SF Storage Cruiser" Manager was uninstalled successfully.

    アンインストールが失敗すると、以下のメッセージが表示されます。

    ERROR : Uninstalling パッケージ名 was failed.

    アンインストールが失敗した場合は、メッセージ中に表示されるパッケージを pkgrm コマンドで削除し、手順 1 からやり直してください。

    # pkgrm パッケージ名
  4. /etc/services ファイルから sscruisera、nfport、ssvscme の各行を削除します。

参考

  • アンインストール後、以下のインストール先ディレクトリが残ることがあります。
    その場合は、残ったディレクトリを手動で削除してください。

    /opt/FJSVssmgr
    /opt/FJSVswstt(注)
    /opt/FJSVtrccb
    /opt/FJSVssetl
    /etc/opt/FJSVssmgr
    /etc/opt/FJSVswstt(注)
    /etc/opt/FJSVtrccb
    /etc/opt/FJSVssetl
    /var/opt/FJSVssmgr
    /var/opt/FJSVswstt(注)
    /var/opt/FJSVtrccb
    /var/opt/FJSVssetl

    注: 以下の製品を導入している環境では、それらの製品、およびマネージャを削除した場合に削除してください。

    • Systemwalker Centric Manager 運用管理サーバ

    • Systemwalker Centric Manager 部門管理サーバ

    • SystemWalker/StorageMGR-M V5.1/V10

    • Systemwalker Network Assist

    • Systemwalker Network Topology Manager

    • Softek SANView4.1 CD-ROM Sub ディレクトリ配下の SAN 管理マネージャ

    • Server System Manager マネージャ V1.2.3以降

  • Solaris 10 OS では、root(/)ディレクトリに svc.startd の core ファイルが出力される場合があります。アンインストールには影響ないため、削除してください。
    core ファイルの確認方法は、以下のとおりです。

    # file /core
    core: ELF 32-ビット MSB コアファイル SPARC バージョン 1[ファイル名 svc.startd]