Softek Storage Cruiser のエージェントまたは 旧バージョンレベルの ETERNUS SF Storage Cruiser のエージェントを導入している場合、現行の設定情報を退避して、ESCエージェントに同じ設定を引き継ぐことができます。
Softek Storage Cruiser のエージェントから移行する場合の手順を示します。
エージェント設定情報の退避
SSCエージェントをアンインストールする前に、以下のSSCエージェント設定情報を退避します。
項番 | 退避する情報 | 退避するファイル |
---|---|---|
1 | SNMP Trap送信先アドレス | $SSC_TMP_DIR\Agent\var\sanm.ip ファイル |
2 | エージェント定義ファイル | $SSC_ENV_DIR\Agent\etc ディレクトリ配下のすべてのファイル |
3 | ユーザー定義情報 | $SSC_INS_DIR\Agent\lib\defusr.dat ファイル |
SSCエージェントのアンインストール
SSCエージェントをアンインストールします。アンインストール方法は、Softek Storage Cruiser のマニュアルを参照してください。
ESCエージェントのインストールとセットアップ
ESCエージェントのインストールとセットアップを行います。インストールとセットアップの方法は、「6.3 [Windows 環境]インストールとセットアップ」を参照してください。
退避したエージェント設定情報の移行
手順 1 で退避したエージェント設定情報を移行します。
項番1のファイルをコピーして、$TMP_DIR\Agent\var\sanm.ip ファイルを作成
($TMP_DIR は、ESCエージェントをインストールした時の「作業用ディレクトリ」です。)
項番2のファイルを参照して、SSCエージェント導入時から変更した定義を $ENV_DIR\Agent\etc ディレクトリに反映
($ENV_DIR は、ESCエージェントをインストールした時の「環境設定ディレクトリ」です。)
(定義を変更していないファイルの移行は不要です。新しい定義ファイルを利用してください。)
項番3のファイルをコピーして、$INS_DIR\Agent\lib\defusr.dat ファイルを作成
($INS_DIR は、ESCエージェントをインストールした時の「プログラムディレクトリ」です。)
(退避していない場合は、この作業は不要です。)
旧バージョンレベルの ETERNUS SF Storage Cruiser のエージェントから移行する場合の手順を示します。
エージェント設定情報の退避
旧バージョンレベルのESCエージェントをアンインストールする前に、以下の旧バージョンレベルのESCエージェント設定情報を退避します。
項番 | 退避する情報 | 退避するファイル |
---|---|---|
1 | SNMP Trap送信先アドレス | $OLD_TMP_DIR\Agent\var\sanm.ip ファイル |
2 | エージェント定義ファイル | $OLD_ENV_DIR\Agent\etc ディレクトリ配下のすべてのファイル |
3 | ユーザー定義情報 | $OLD_INS_DIR\Agent\lib\defusr.dat ファイル |
旧バージョンレベルのESCエージェントのアンインストール
旧バージョンレベルのESCエージェントをアンインストールします。アンインストール方法は、旧バージョンレベルの ETERNUS SF Storage Cruiser のマニュアルを参照してください。
ESCエージェントのインストールとセットアップ
ESCエージェントのインストールとセットアップを行います。インストールとセットアップの方法は、「6.3 [Windows 環境]インストールとセットアップ」を参照してください。
退避したエージェント設定情報の移行
手順 1 で退避したエージェント設定情報を移行します。
項番1のファイルをコピーして、$TMP_DIR\Agent\var\sanm.ip ファイルを作成
($TMP_DIR は、ESCエージェントをインストールした時の「作業用ディレクトリ」です。)
項番2のファイルを参照して、SSCエージェント導入時から変更した定義を $ENV_DIR\Agent\etc ディレクトリに反映
($ENV_DIR は、ESCエージェントをインストールした時の「環境設定ディレクトリ」です。)
(定義を変更していないファイルの移行は不要です。新しい定義ファイルを利用してください。)
項番3のファイルをコピーして、$INS_DIR\Agent\lib\defusr.dat ファイルを作成
($INS_DIR は、ESCエージェントをインストールした時の「プログラムディレクトリ」です。)
(退避していない場合は、この作業は不要です。)