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ETERNUS SF Storage Cruiser 14.1 インストールガイド

6.3.3 インストール手順

エージェントをインストールする手順を、以下に示します。
エージェントのインストールには、「ETERNUS SF Storage Cruiser 14.1 Manager/Agent (Windows)」の CD-ROM を使用します。


6.3.3.1 インストール前準備

システムで、プログラムを追加・削除できる画面を開き、ETERNUS SF Storage Cruiser Agent が表示されないことを確認します。
プログラムを追加・削除できる画面の名称、およびその画面を開く操作方法は、以下のように異なります。

OS

画面の名称

左記の画面を開くための操作

Windows 2000

アプリケーションの追加と削除

[スタート]-[設定]-[コントロールパネル]-[アプリケーションの追加と削除]

Windows Server 2003

プログラムの追加と削除

  • "[スタート]メニュー" をお使いの場合

    [スタート]-[コントロールパネル]-[プログラムの追加と削除]

  • "クラシック[スタート]メニュー" をお使いの場合

    [スタート]-[設定]-[コントロールパネル]-[プログラムの追加と削除]

Windows Server 2008

プログラムと機能

  • "[スタート]メニュー" をお使いの場合

    [スタート]-[コントロールパネル]-[プログラムと機能]

  • "クラシック[スタート]メニュー" をお使いの場合

    [スタート]-[設定]-[コントロールパネル]-[プログラムと機能]

以下は、「プログラムの追加と削除」画面の例です。

上記の画面のように ETERNUS SF Storage Cruiser Agent が表示される場合は、すでにインストールされています。
7.3.1 エージェントの停止」を参照してエージェントを停止したあと、表示されたプログラムをアンインストールしてください。


6.3.3.2 インストール時間

本ソフトウェアのインストール時間は約 5 分です。


6.3.3.3 ソフトウェアのインストール

  1. エージェントをインストールするシステムにログオンします。

    導入する端末の Administrator グループのユーザーでログオンしてください。

  2. 「ETERNUS SF Storage Cruiser 14.1 Manager/Agent (Windows)」の CD-ROM をドライブにセットして、エクスプローラなどで以下のディレクトリを開いて、setup.exe を実行します。

    OS

    開くディレクトリ

    Windows Server 2003, Enterprise Edition for Itanium-based Systems
    Windows Server 2003, Datacenter Edition for Itanium-based Systems
    Windows Server 2008 for Itanium-Based Systems

    CD-ROMのドライブ:\agent\Windows\IPF

    上記以外

    CD-ROMのドライブ:\agent\Windows\I32_x64

    参考

    Windows Server 2008 をお使いの場合

    setup.exe の実行時に、以下の警告ダイアログが表示される場合があります。「許可」をクリックして、次のステップへ進んでください。

  3. インストールシールドが起動して次の画面が表示されます。内容を確認し、<次へ>ボタンをクリックしてください。

  4. 使用許諾契約画面で、使用許諾の契約を行います。

  5. インストール先を指定します。

    デフォルトで表示されているディレクトリ以外のディレクトリにインストールする場合は<参照>ボタンをクリックしてインストール先ディレクトリを変更してください。ディレクトリの指定が完了した後、<次へ>ボタンをクリックしてください。なお、インストール先のディレクトリ名には、全角文字、日本語および以下の半角記号【 " | : * ? / . < > , % & ^ = ! ; 】は使用できません。

  6. 手順 5 の指定で表示されているディレクトリ以外のディレクトリにインストールする場合は、<参照>ボタンをクリックしてインストール先ディレクトリを変更してください。ディレクトリの指定が完了した後、設定内容に誤りがなければ、<次へ>ボタンをクリックしてください。なお、インストール先のディレクトリ名には、全角文字、日本語および以下の半角記号【 " | : * ? / . < > , % & ^ = ! ; 】は使用できません。

  7. 以下の画面で、エージェントサービスが使用するポート番号と起動IPアドレスを入力します。

    以下に、それぞれのタブについて説明します。

    ポート番号

    エージェントと運用管理サーバの間の通信で使用するポート番号です。運用管理サーバで設定する番号と同じ番号を入力します。デフォルト値は4917で、通常はこの値を変更する必要はありません。
    ただし、このポート番号がすでにシステムで使用されている場合は、空いているポート番号を割り当ててください。その場合、運用管理サーバの sscruisera サービスのポート番号も同じ値に変更する必要があります。

    起動IPアドレス

    エージェントは、運用管理サーバ(マネージャ)と正しいLAN経路で通信できるように、運用管理サーバとの通信に使用するサーバノードのIPアドレスを起動IPアドレスとして指定します。

    • エージェントをインストールするサーバノードが単一のIPアドレスだけを持つ場合は、その単一IPアドレスを設定します。

    • エージェントをインストールするサーバノードが複数のIPアドレスを持つ場合は、サーバノードと運用管理サーバのネットワーク構成から起動IPアドレスの設定値を決定します。
      基本的には、運用管理サーバのRoute側にあるLANに設定されているサーバノードのIPアドレスを設定します。

    • ファイアーウォール環境など、IPアドレス変換(NATなど)を行っている環境では、サーバノード本体のIPアドレスではなく、運用管理サーバから通信できるIPアドレスを設定します。

    参考

    すでにシステムで使用されているポートは、%SystemRoot%\system32\drivers\etc\services ファイルを確認してください。%SystemRoot% は、Windows operating system がインストールされているディレクトリです。

    OS

    services ファイルのフルパス(デフォルト)

    Windows 2000

    C:\WINNT\system32\drivers\etc\services

    Windows Server 2003
    Windows Server 2008

    C:\Windows\system32\drivers\etc\services

  8. ファイルコピーの開始画面で、設定内容を確認します。

    設定内容に誤りがなければ、<次へ>ボタンをクリックしてください。設定内容を変更する場合は、<戻る>ボタンをクリックしてください。

  9. コピー処理が開始されます。

  10. コピー処理完了後、インストールは終了します。インストール処理を完了させるため、[完了]ボタンをクリックします。インストール完了後は、コンピュータを再起動してください。

これで、エージェントのインストールは完了です。続いて、「6.3.4 インストール後のセットアップ」を参照し、インストール後のセットアップを実施してください。