Interstage HTTP Server 運用ガイド
目次 索引 前ページ次ページ

付録A ディレクティブ一覧

A.40 FileETag

名前

 FileETag

形式

 FileETag キーワード [キーワード ...]

機能概要

 クライアントに返すドキュメントがファイルに基づいたものである場合、HTTPレスポンスヘッダのETag(エンティティタグ)ヘッダフィールドを作成するときに使用するファイルの属性を設定します。
 指定可能なキーワードを以下に示します。

 INode
 ファイルのinode番号を使用します。
 Size
 ファイルのサイズ(バイト数)を使用します。
 MTime
 ファイルの最終修正時刻を使用します。
 All
 使用可能なすべての属性を使用します。本キーワードは、“INode Size MTime”を指定した場合と同じ指定となります。
 None
 ETagヘッダフィールドをHTTPレスポンスヘッダに付加しません。

 なお、INode、Size、およびMTimeキーワードでは、キーワードの前に“+”または“-”を付加して指定できます。この場合、より広い範囲から継承された本ディレクティブの指定に対して、変更(加減)を加えることになります。たとえば、あるディレクトリに“FileETag INode Size MTime”を、そのサブディレクトリに“FileETag -INode”を指定した場合、そのサブディレクトリは“FileETag Size MTime”を指定した場合と同じ指定となります。

指定位置

 グローバルコンテキスト、バーチャルホスト、ディレクトリ

省略値

 INode Size MTime

注意事項

 Servletサービスのアプリケーションにアクセスする場合、本ディレクティブの設定は無効となります。


目次 索引 前ページ次ページ

Copyright 2008 FUJITSU LIMITED