Interstage Application Server シングル・サインオン運用ガイド |
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第1章 概要 | > 1.6 高性能・高信頼性システム |
Interstage シングル・サインオンでは、クライアントと認証サーバ間にSSLアクセラレータを設置することにより、クライアント証明書の認証やSSL通信を高速化することができます。
また、認証サーバとリポジトリサーバ間、またはクライアントと業務サーバ間にSSLアクセラレータを設置することにより、SSL通信を高速化することも可能です。
クライアントと認証サーバ間にSSLアクセラレータを設置する場合は、認証サーバにSSLアクセラレータと連携するために必要な定義を行ってください。
認証サーバとリポジトリサーバ間にSSLアクセラレータを設置する場合は、認証サーバ、およびリポジトリサーバの設定は不要です。また、クライアントと業務サーバ間にSSLアクセラレータを設置する場合は、業務サーバの設定は不要です。
クライアントと認証サーバ間にSSLアクセラレータを設置する場合はSSLアクセラレータに、以下の設定を行ってください。
認証方式 |
設定内容 |
パスワード認証 |
クライアント認証をしないように設定してください。(注) |
証明書認証 |
クライアント認証をするように設定してください。(注) |
パスワード認証かつ証明書認証 |
|
パスワード認証または証明書認証 |
クライアント証明書の提出は要求するが、認証は行わないように設定してください。 |
動作確認済みである以下のSSLアクセラレータを使用する場合に、上記以外に必要となる設定を示します。
SSLアクセラレータ |
追加設定 |
IPCOM EX2000LB |
ありません。 |
IPCOM 300 |
ありません。 |
SSL Accelerator 7117 |
SSL通信時のハンドシェーク処理をキャッシュしない設定にしてください。設定方法については、SSL Accelerator 7117のマニュアルを参照してください。 |
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