Linkexpress Transactional Replication option説明書 |
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第6部 クラスタシステム | > 第28章 TJNL | > 28.4 クラスタシステム(MSCS/フェールオーバー クラスタリング編) | > 28.4.1 環境設定 |
"サービスまたはアプリケーション"にリソースとして登録した各機能の動作確認を実施します。
各操作はフェールオーバー クラスタリングのフェールオーバー クラスタ管理を使用して行います。フェールオーバー クラスタ管理の詳細については、マイクロソフト社が提供しているマニュアルを参照してください。
また、障害が発生したノードでは、システムの再起動が必要です。
"サービスまたはアプリケーション"にリソースとして登録した各機能の起動を確認します。確認方法は以下のとおりです。
フェールオーバー クラスタ管理を使用して、"サービスまたはアプリケーション"をオンラインにします。すべてのリソースがオンラインになれば、正しく動作したことになります。オンラインにならないリソースがある場合は、イベントビューアなどを参照のうえ、オンラインにならない原因を取り除く必要があります。
なお、起動を確認する場合、各リソースのプロパティで[再開する]をチェックしないことをお勧めします。[再開する]に設定しておくと、起動に失敗した場合にフェールオーバーを繰り返すことになります。起動を確認したあとに、[再開する]をチェックしてください。
フェールオーバー クラスタリングの場合、[再開する]を[リソースが失敗状態になった場合には、現在のノードで再起動を試みる]に読み替えてください。
フェールオーバー クラスタ管理を使用して、TJNLの所属する"サービスまたはアプリケーション"内の任意のリソースに障害を発生させます。フェールオーバーが発生し、別ノードに"サービスまたはアプリケーション"が移動したあとにすべてのリソースがオンラインに遷移すれば正しく動作したことになります。フェールオーバーしない場合には、各リソースのプロパティの設定に誤りのあることが考えられます。設定を見直してください。また、別ノードでオンラインにならないリソースがある場合には、イベントビューアなどを参照のうえ、原因を取り除いてください。
フェールオーバーの後に、運用が自動的に継続できることを確認します。フェールオーバー クラスタリングに登録したリソースの確認は完了しているため、ここでは業務アプリケーションを観点とした確認を実施します。
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