Linkexpress Transactional Replication option説明書

13.4 利用ジャーナル長

利用ジャーナルの長さは、以下の計算式によって求められます。

"表:利用ジャーナル長の計算式（項目属性表示が付加されている場合）"に項目属性表示が付加されている場合の利用ジャーナルの長さを求める計算式を、"表:利用ジャーナル長の計算式（項目属性表示が付加されていない場合）"に項目属性表示が付加されていない場合の利用ジャーナルの長さを求める計算式を示します。

[表:利用ジャーナル長の計算式（項目属性表示が付加されている場合）]

6[byte] ＋ 利用ジャーナルに含まれる各項目の長さの合計[byte] ＋
　　　　　　　　　　　　　　(利用ジャーナルに含まれる項目数 × (3＋1) )[byte]

• ジャーナル・チェックポイントが定義されている場合、ジャーナル・チェックポイントの項目を加える必要があります。
• 圧縮する場合、システム取得項目以外の無効項目は含まれません。
• 文字列領域を拡張する場合、拡張される文字列領域のサイズを加える必要があります。

[表:利用ジャーナル長の計算式（項目属性表示が付加されていない場合）]

6[byte] ＋ 利用ジャーナルに含まれる各項目の長さの合計[byte] ＋
　　　　　　　　　　　　　　(利用ジャーナルに含まれる項目数 × 2)[byte]

• ジャーナル・チェックポイントが定義されている場合、ジャーナル・チェックポイントの項目を加える必要があります。
• 圧縮する場合、システム取得項目以外の無効項目は含まれません。

利用ジャーナルがメッセージとしてメッセージキューに配付される場合のメッセージ長は、以下の計算式によって求められます。メッセージ長を求める計算式を"表:メッセージ長の計算式"に示します。

[表:メッセージ長の計算式]

780[byte](注1) ＋ 32[byte](注2) ＋
　　　　　　　　　　　メッセージに格納されている利用ジャーナルの総合計長[byte]

注1) 制御データの長さです。
注2) ジャーナルヘッダの長さです。