Interstage Job Workload Server セットアップガイド |
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付録G NetCOBOLの小入出力機能でファイルを使用する場合 | > G.2 プロセスモードで使用する場合 |
プロセスモードでファイルの小入出力機能を使用する場合、バッチアプリケーションの開発時およびバッチジョブ定義の開発時に以下に留意してください。
COBOLアプリケーションは、ファイルの小入出力機能を使用する場合の翻訳オプションを指定して作成します。
小入出力機能のデータの入力先をファイルにする場合には、翻訳オプションSSINを指定します。
データの出力先をファイルにする場合には、翻訳オプションSSOUTを指定します。
NetCOBOLの翻訳オプションSSIN、SSOUTに指定する「環境変数情報名」には、小入出力機能で使用するファイルの資源名を指定します。
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- NetCOBOLの翻訳オプションの詳細は、NetCOBOLのマニュアル“使用手引書”を参照してください。
- 小入出力機能を使ってファイル処理を行うプログラムの記述方法および注意事項の詳細については、NetCOBOLのマニュアル“使用手引書”を参照してください。
バッチ実行基盤のジョブから、DISPLAY文およびACCEPT文によるファイルの小入出力機能を使用する場合の手順を説明します。
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- [資源の後処理]に、[削除]は指定しないでください。指定した場合、ジョブの実行時にBTFW61204のメッセージが出力され、ファイルの削除に失敗します。
- [資源の作成・使用方法]には、以下を指定してください。
- DISPLAY文で出力するファイルは、[新規にファイルを作成する]を指定します。
- ACCEPT文で入力するファイルは、[既存のファイルを参照する]を指定します。
バッチ実行基盤のジョブから、ファイルの小入出力機能を使用する際に、DISPLAY文によるファイル出力の拡張機能およびACCEPT文によるファイル入力の拡張機能を指定する場合の手順を説明します。
本機能は、必要に応じて指定してください。
環境変数名 |
設定値 |
---|---|
BTFW_CBL_SCREEN_資源名 |
なし |
環境変数名中の“資源名”は、資源定義に指定した資源名を指定します。
本環境変数の指定が無い場合、以下のとおりに動作しますので注意してください。
環境変数名 |
設定値 |
---|---|
BTFW_CBL_NOLIMIT_資源名 |
なし |
環境変数名中の“資源名”は、資源定義に指定した資源名を指定します。
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- 「BTFW_CBL_LFS_資源名」と「BTFW_CBL_NOLIMIT_資源名」を同時に指定した場合は、「BTFW_CBL_NOLIMIT_資源名」の指定を無視します。
- 「BTFW_CBL_NOLIMIT_資源名」の指定は、Solarisでのみ有効になります。Solaris以外のプラットフォームで本環境変数が指定された場合は、無視して動作します。
バッチ実行基盤でサポートするDISPLAY文によるファイル出力の拡張機能およびACCEPT文によるファイル入力の拡張機能については、“Interstage Job Workload Server バッチ開発ガイド”の“DISPLAY文・ACCEPT文によるファイル入出力拡張機能”を参照してください。
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