Interstage Job Workload Server セットアップガイド
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目次

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10.1.1 ユーザの設定変更
以下の2種類のグループの権限を持つユーザがあります。
- バッチシステム利用グループ
- Interstage運用グループ


ユーザの設定を変更するには、OSのグループである上記のグループに対してユーザの追加および削除を行います。
■バッチシステム利用グループの設定変更
バッチシステム利用者を変更する場合には、OSのグループであるバッチシステム利用グループに対してユーザの追加および削除を行います。
◆追加する場合


ユーザを追加する場合のコマンドの形式を以下に示します。
usermod -G バッチシステム利用グループ名 ユーザ名 |

ユーザの追加は、システム管理者の権限で以下の手順により実施します。
- バッチサーバをActive Directory構成で運用していない場合
- 「コントロールパネル」−「管理ツール」−「コンピュータの管理」を起動します。
- 「コンピュータの管理(ローカル)」−「システムツール」−「ローカルユーザとグループ」−「グループ」を選択し、グループ一覧を表示します。
- グループの一覧からバッチシステム利用グループ名をダブルクリックして、プロパティ画面を表示します。
- 「追加」ボタンを選択し、ジョブの投入を許可するユーザを追加します。
- バッチサーバをActive Directory構成で運用している場合
- ドメインコントローラのサーバで、「コントロールパネル」−「管理ツール」−「Active Directory ユーザとコンピュータ」を選択します。
- ドメイン内の「Users」フォルダを選択し、グループ一覧を表示します。
- グループの一覧からバッチシステム利用グループ名をダブルクリックして、プロパティ画面を表示します。
- 「メンバ」タグにある「追加」ボタンを選択し、ジョブの投入を許可するユーザを追加します。
◆削除する場合


ユーザを削除する場合のコマンドの形式を以下に示します。
バッチシステム利用グループが、削除対象ユーザの主グループか、副グループかによって、コマンドの形式が異なります。
- バッチシステム利用グループが主グループのユーザを削除する場合
-gオプションの主グループにバッチシステム利用グループ以外のグループ名を指定します。
- バッチシステム利用グループが副グループのユーザを削除する場合
-Gオプションの副グループにバッチシステム利用グループ以外のグループ名を指定してください。
usermod -G nobody,workgrp ユーザ名 |

ユーザの削除は、システム管理者の権限で以下の手順により実施します。
- バッチサーバをActive Directory構成で運用していない場合
- 「コントロールパネル」−「管理ツール」−「コンピュータの管理」を起動します。
- 「コンピュータの管理(ローカル)」−「システムツール」−「ローカルユーザとグループ」−「グループ」を選択し、グループ一覧を表示します。
- グループの一覧からバッチシステム利用グループ名をダブルクリックして、プロパティ画面を表示します。
- 削除するユーザを選択し、「削除」ボタンにより削除します。
- バッチサーバをActive Directory構成で運用している場合
- ドメインコントローラのサーバで、「コントロールパネル」−「管理ツール」−「Active Directory ユーザとコンピュータ」を選択します。
- ドメイン内の「Users」フォルダを選択し、グループ一覧を表示します。
- グループの一覧からバッチシステム利用グループ名をダブルクリックして、プロパティ画面を表示します。
- 削除するユーザを選択し、「削除」ボタンにより削除します。
■Interstage運用グループの設定変更

Interstage運用者を変更する場合には、OSのグループであるInterstage運用グループに対してユーザの追加および削除を行います。
◆追加する場合
ユーザを追加する場合のコマンドの形式を以下に示します。
usermod -g Interstage運用グループ名 -G バッチシステム利用グループ名 ユーザ名 |
◆削除する場合
ユーザを削除する場合のコマンドの形式を以下に示します。
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