Interstage Job Workload Server セットアップガイド |
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第3章 セットアップの準備 |
“ジョブスプールの設計”で設計した、ジョブスプールの格納ディレクトリを用意します。
ディレクトリが存在しない場合には作成します。
ジョブスプール専用のファイルシステムを格納ディレクトリとする場合には、事前に対象のファイルシステムをマウントし、次回OS起動時にも自動的にマウントされるように設定してください。
さらに、そのファイルシステムを使用可能な状態(読み書き可能な状態)にしてください。
ジョブスプールの格納ディレクトリとして、既存のディレクトリを使用する場合には、そのディレクトリが別の用件で使用していないことを確認してください。
対象のディスクの空き容量が、“ジョブスプールのディスク容量見積もり”で見積もったディスク容量と比較して、十分な空き容量があることを確認してください。
容量が不足している場合には、再度、ジョブスプールの設計からやり直してください。
ジョブスプールの格納ディレクトリの権限は、必ず以下のように設定してください。
所有者 |
root |
グループ |
バッチシステム利用グループ |
権限 |
0770 |
また、ジョブスプール格納ディレクトリへ至るまでのディレクトリのアクセス権に、バッチシステム利用グループに所属の全運用者に対しての実行権を設定してください。
権限および属性は、エクスプローラでディレクトリを選択し、プロパティ画面を表示して確認・設定します。
グループ |
|
権限 |
フルコントロール |
属性 |
以下の属性をチェックしてください。 |
ウィルスチェック製品を利用している場合の注意
ウィルスチェック製品を利用している場合は、ジョブスプールの格納ディレクトリおよびそのディレクトリ配下のディレクトリファイルをウィルスチェックの検索対象としないでください。ウィルスチェックの検索対象とした場合、Interstage Job Workload Serverが正常に動作しないことがあります。
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