Interstage Application Server リファレンスマニュアル(コマンド編)
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第7部 シングル・サインオン運用編> 第21章 シングル・サインオン運用コマンド

21.6 ssosetsvc

名前

 ssosetsvc − リポジトリサーバのサービス依存関係の設定

形式


 ssosetsvc repname webname

機能説明

 リポジトリサーバを起動するには、SSOリポジトリを事前に起動しておく必要があります。
 本コマンドは、リポジトリサーバ起動時にSSOリポジトリを自動的に起動するように、リポジトリサーバが組み込まれているInterstage HTTP ServerとSSOリポジトリとの間に依存関係を設定します。

 本コマンドを用いて依存関係を設定した場合、リポジトリサーバとSSOリポジトリの起動/停止は以下のような動作になります。

 以下に、ssosetsvcコマンドの引数を説明します。

repname

 SSOリポジトリのリポジトリ名を指定します。
 リポジトリ名は以下の方法で確認してください。
 リポジトリサーバのInterstage管理コンソールを使用して、[システム] >[セキュリティ] > [シングル・サインオン] > [認証基盤] > [リポジトリサーバ] > [環境設定]タブの[リポジトリサーバ詳細設定[表示]]、または[詳細設定[表示]]をクリックし、[リポジトリ]の[リポジトリ名]を確認してください。

webname

 リポジトリサーバが構築されているInterstage HTTP ServerのWebサーバ名を指定します。
 Webサーバ名は以下の方法で確認してください。
 リポジトリサーバのInterstage管理コンソールを使用して、[システム] >[セキュリティ] > [シングル・サインオン] > [認証基盤] > [一覧]タブをクリックし、リポジトリサーバの[Webサーバ名]を確認してください。

メッセージ

 正常終了時には以下のメッセージが表示されます。なお、インストール時に作成されたWebサーバにリポジトリサーバが構築されている場合は、サービス名に“FJapache”が表示されます。

  Reconfiguring the Interstage HTTP Server(Webサーバ名) service
  The Interstage HTTP Server(Webサーバ名) service has been reconfigured successfully.

 上記以外のメッセージが出力された場合には、“メッセージ集”を参照し、エラー対処を行ってください。

注意事項

使用例

 Interstage HTTP Server“web001”とSSOリポジトリ“ssorep”とのサービスの依存関係を設定します。

ssosetsvc ssorep web001



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