Interstage Application Server 運用ガイド(基本編) |
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第6章 マルチサーバ管理機能 | > 6.5 Interstageの環境構築 |
マルチサーバ管理機能では、IJServerのWebサーバコネクタを、現在の配置先から他の配置先に移動することができます。このことにより、ServletコンテナとWebサーバコネクタを多階層に分離したり、1つの配置先に戻したりする操作が可能になります。
画面 |
定義情報 |
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Webサーバコネクタを移動するIJServer |
ワークユニット > 状態 |
バージョン ※ |
移動先のサーバグループ |
統合管理タブの Interstage管理コンソール > Interstage Application Server > 一覧 |
バージョンレベル |
※ 「8.0(*)」(V8.0互換モードのIJServer)の場合は、移動先のサーバグループのバージョンレベルが「9.0」である必要があります。
Webサーバコネクタの移動は、以下のすべてのパターンで行うことができます。
Webサーバコネクタ |
Webサーバコネクタ |
Servletコンテナと同じ配置先 |
Servletコンテナと同じ配置先 |
Servletコンテナと異なる配置先 |
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Servletコンテナと異なる配置先 |
Servletコンテナと同じ配置先 |
Servletコンテナと異なる配置先 かつ |
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Servletコンテナと異なる配置先 かつ |
Webサーバコネクタの移動の操作手順は以下です。
Webサーバコネクタ定義の更新に失敗し、Webサーバコネクタの移動に失敗する場合があります。その場合は、失敗したサーバの情報が、環境設定エラー画面に表示されます。
Webサーバコネクタの移動時は、1. 移動前のWebサーバコネクタ定義の削除、2. 移動後のWebサーバコネクタ定義の作成の2つの処理が行われます。
1が失敗した場合は、配置先は移動前のままとなり、2が失敗した場合は、配置先は移動後のものになります。
いずれの場合であっても、環境設定エラーを参照してエラーが発生しているサーバで問題を解決した後、希望するWebサーバコネクタの移動先を選択して再度操作することで復旧可能です。
Webサーバコネクタの移動にサーバ1台でも失敗している場合は、そのIJServerに対してIJServerの停止と削除以外の操作ができなくなります。
IJServerの停止と削除については、すべての管理対象サーバが正常な状態であれば行うことができます。
Webサーバコネクタの移動にすべてのサーバで成功した後、すべての操作が行なえるようになります。
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