Interstage Application Server 運用ガイド(基本編) |
目次
索引
![]() ![]() |
第6章 マルチサーバ管理機能 | > 6.2 マルチサーバ管理の操作機能 |
サイトに所属する管理対象サーバの運用管理は、通常、管理サーバのInterstage管理コンソールにログインして行いますが、以下のような方法で、管理対象サーバを直接操作することもできます。
この場合、操作が行なえる機能の範囲についてはアプリケーション操作種別によって異なります。アプリケーション操作種別については“アプリケーション操作種別の設定”を参照してください。
アプリケーション操作種別が一括操作モードの場合、統合管理機能と同じように、Interstage管理コンソールやコマンドによる運用操作(起動や停止など)は行えますが、定義の更新を伴う操作(定義更新や新規作成など)は行えません。
管理対象サーバのInterstage管理コンソールで使用できる機能については、以下のとおりです。
操作対象 |
可能な操作 |
アプリケーション |
|
一括 |
個別 |
||
Interstage |
Interstageの起動/停止 |
○ |
○ |
Interstage HTTP Server |
Webサーバの起動/停止 |
○ |
○ |
Webサーバのログ参照 |
○ |
○ |
|
バーチャルホストのログ参照 |
○ |
○ |
|
Webサーバコネクタの環境設定(*1) |
× |
○ |
|
IJServer |
アプリケーションの配備/配備解除 |
× |
○ |
J2EEアプリケーションの環境設定 |
× |
○ |
|
Webアプリケーションの環境設定 |
× |
○ |
|
EJBモジュールの環境設定 |
× |
○ |
|
EJBアプリケーションの環境定義の設定 |
× |
○ |
|
connectorの環境設定 |
× |
○ |
|
J2EEアプリケーションの名前変換の設定 |
× |
○ |
|
Webアプリケーションの名前変換の設定 |
× |
○ |
|
EJBアプリケーションの名前変換の設定 |
× |
○ |
|
IJServerワークユニットの起動/停止/復元 |
○ |
○ |
|
EJBアプリケーションのキュー閉塞/閉塞解除 |
○ |
○ |
|
IJServerワークユニットのモニタ |
○ |
○ |
|
J2EEアプリケーションに含まれるWebモジュール、EJBモジュールのモニタ |
○ |
○ |
|
Webアプリケーション/EJBアプリケーションのモニタ |
○ |
○ |
|
IJServerワークユニットのログ参照 |
○ |
○ |
|
Webサーバコネクタのログ参照 |
○ |
○ |
|
CORBAワークユニット |
ワークユニットの起動/停止 |
○ |
○ |
CORBAアプリケーションのキュー閉塞/閉塞解除 |
○ |
○ |
|
CORBAアプリケーションのプロセス多重度変更 |
○ |
○ |
|
オブジェクトのキュー閉塞/閉塞解除 |
○ |
○ |
|
ワークユニットの状態表示 |
○ |
○ |
|
インプリメンテーションリポジトリIDの状態表示 |
○ |
○ |
|
イベントサービス |
イベントチャネルの起動/停止 |
○ |
○ |
トランザクションサービス |
起動/停止 |
○ |
○ |
Interstage証明書環境 |
SSL定義の情報表示 |
○ |
○ |
サイト証明書の一覧表示 |
○ |
○ |
|
認証局証明書の一覧表示 |
○ |
○ |
(*1):Webアプリケーション名の設定のみ操作可能です。
また、一括操作モード、個別操作モード共に、管理対象サーバで使用できないコマンドは、以下のとおりです。
一括操作モードのみ使用できないコマンドは、以下のとおりです。
(*1):CORBAワークユニットに対する操作時のみ、操作が抑止されます。
(*2): -dオプションを指定していない場合に、操作が抑止されます。
(*3): サブコマンドserviceの-oオプションにより、Webアプリケーション名の設定のみ操作可能です。具体的な定義方法は“リファレンスマニュアル(コマンド編)”の“isj2eeadmin”を参照してください。
これらのコマンドを、管理対象サーバ上で実行する必要がある場合には、環境変数IS_SSV_DEFOP_LOCKに“off”を指定することで、環境変数が有効な期間、実行が可能となります。
コマンドの詳細は、“リファレンスマニュアル(コマンド編)”を参照してください。
目次
索引
![]() ![]() |