Interstage Application Server 運用ガイド(基本編)
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第3章 メンテナンス(資源のバックアップ/他サーバへの資源移行/ホスト情報の変更)> 3.2 他サーバへの資源移行> 3.2.3 資源移入手順(管理対象サーバおよびスタンドアロンサーバの場合)

3.2.3.14 負荷計測エージェントの環境設定資源の移入

 負荷計測エージェントの環境設定資源の移入手順について説明します。

■移入コマンド

 負荷計測エージェントの環境設定資源の移入では、以下のコマンドを使用します。

C:\Interstage\bin\NdSvagSet.exe

/opt/FJSVsvag/bin/svagrestore

/opt/FJSVsvag/bin/ndsvagset

/opt/FJSVsvag/bin/ndsvagset

■移入方法

 移入先でIPアドレスを再設定してください。

 移入先のIPアドレスが192.168.0.1の場合の操作例を以下に示します。

NdSvagSetコマンドを実行して、IPアドレスを設定します。

  C:\Interstage\bin\NdSvagSet -a 192.168.0.1

 負荷計測エージェントの環境設定資源をリストアした後、IPアドレスを再設定してください。

 バックアップ先パスが/backup/svag、移入先のIPアドレスが192.168.0.1の場合の操作例を以下に示します。

svagrestoreコマンドを実行して、負荷計測エージェントの環境設定資源をリストアします。
  /opt/FJSVsvag/bin/svagrestore /backup

ndsvagsetコマンドを実行して、IPアドレスを再設定します。 (注)
  /opt/FJSVsvag/bin/ndsvagset -d

  /opt/FJSVsvag/bin/ndsvagset -a 192.168.0.1

注)

 移入対象の環境設定資源が、計測対象ディスクの設定資源のみの場合は、IPアドレスの再設定操作を実施する必要はありません。

 移入先でIPアドレスを再設定してください。

 移入先のIPアドレスが192.168.0.1の場合の操作例を以下に示します。

ndsvagsetコマンドを実行して、IPアドレスを設定します。
  /opt/FJSVsvag/bin/ndsvagset -a 192.168.0.1

 ndsvagsetコマンドについては、Traffic DirectorおよびIPCOM S/IPCOM EX IIOP負荷分散のマニュアルを参照してください。


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