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Interstage Service Integrator V9.2.0 FEDIT/FL-TABLE ヘルプ

21.2 変換定義DBリストア

[FEDIT/FL-TABLE メインメニュー]画面で以下の操作を行うと、[変換定義DB リストア]画面が表示されます。

図21.8 変換定義DB リストア画面

ここでは、“21.1 変換定義DBバックアップ”で作成したバックアップデータのリストアを行います。

表21.41 ボタン説明

ファイル選択ダイアログ、または[パスを指定]画面を表示します。

バックアップデータのコメントを参照します。

指定されたバックアップデータが保存されているフォルダから、現在のデータベースに復元します。

処理を終了し、[変換定義DB リストア]画面に戻ります。

表21.42 フィールド説明

フィールド名

入力/出力

必須

最大項目長

フィールド説明

リストア元
(ローカルファイル/WebDAVサーバ)

IN/OUT

リストア元がローカルファイルかWebDAVサーバかの指定をします。

リストア元のパス

IN/OUT

バックアップファイルの保存先パスを指定します。

ユーザ

IN/OUT

半角32桁

リストア元が“WebDAVサーバ”の場合にだけ、WebDAVサーバのユーザを入力します。

パスワード

IN/OUT

半角32桁

リストア元が“WebDAVサーバ”の場合にだけ、WebDAVサーバのパスワードを入力します。

指定フォルダ直下のサブファイルをリストアする

IN

リストア元が“ローカルファイル”の場合にだけ、指定します。

バックアップが複数セットあり、それらを一括してリストアする場合にチェックします。
リストアするファイルのフォルダ配下に、バックアップ1セット毎にサブファイルフォルダを分けて複数配置されている場合、各サブフォルダの下のバックアップを順次リストアします。

データベース
(取込み/入替え)

IN/OUT

データベースのデータを追加で取込むか、入替えるかの指定をします。“入替え”を指定した場合は、画面上のすべての登録内容が破棄され、バックアップデータに置き換えられます。

整合性チェック

(する/しない)

IN

リストア後の各定義間の整合性チェックをするかしないかの指定をします。取込みの場合だけ指定可能です。

重複するIDだけチェック

IN

指定フォルダ直下のサブファイルフォルダを選択し、IDだけ整合性チェックを行う場合に選択します。各サブフォルダのバックアップの定義についての整合性チェックはフラットIDなどのIDチェックだけについて行うため、処理時間が短縮されます。

1. リストアパス
  • リストア元のパスは、[参照... ]ボタンから選択することもできます。

2. 項目コード変換用CSV登録
  • “項目コード変換用CSV登録”で指定した“保管先フォルダ名”は、バックアップ時に指定したフォルダ名をそのまま復元します。バックアップ実行時の状態と変更がないことを確認してください。

3. 整合性チェックについて
  • バックアップデータをリストアする際、同一IDについては、その登録内容が一致しなければなりません。バックアップデータと、定義内(MDB内)の同一IDの登録内容が、完全に一致することを、整合性チェックにて確認します。

    • フラットIDA001をバックアップ→A001を修正(フィールド名の変更、フィールドの追加など)→バックアップをリストア(→整合性チェックでエラーとなり、リストアできない。)

4. 整合性チェック時のエラーログの出力
  • 整合性チェックの結果、不一致があった場合は、FEDIT/FL-TABLEのインストールディレクトリに“F5FCTMrg.log”が出力されます。詳細なエラー内容を確認することができます。

5. 整合性チェック時の項目コード変換CSV登録のチェック内容
  • 項目コード変換CSV登録の内容は、同一CSV IDで、以下だけチェックになります。

    • CSV名称

    • CSVファイル名
      ※ その他保管先フォルダ名は、上書きされます。
      ※ CSVファイル内のチェックは実施しません。

6. 処理時間について
  • 変換定義の中に、1つのフォーマットIDに含まれる項目数が1000を超えるものがある場合、バックアップ、およびリストアに非常に時間がかかる場合があります。

[実行]ボタンをクリックすると、変換定義DBリストア処理開始の確認メッセージが表示されます。

図21.9 確認メッセージ

[はい]ボタンをクリックすると、リストア処理の経過を表示する[進捗状況ダイアログ]が表示されます。[キャンセル]ボタンをクリックすると、実行中のリストア処理を中断することができます。(即座には効かない場合があります)

図21.10 進捗状況ダイアログ

リストア処理が終了すると、以下のインフォメーションメッセージが表示されます。

図21.11 インフォメーションメッセージ