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ETERNUS SF AdvancedCopy Manager 14.1 運用手引書 Copy Control Module編

A.3.1 acinq lv (論理ボリューム情報の表示コマンド)

名前

acinq lv - 論理ボリューム情報の表示


形式

Solaris/Linuxの場合
acinq lv -a DISKARRAY-NAME [-free]
Windowsの場合
acinq lv -a DISKARRAY-NAME [-free] [-xml]

機能説明

ETERNUS ディスクアレイの論理ボリューム情報を一覧で表示します。

論理ボリュームのタイプが以下の場合に表示できます。

オプション

-a DISKARRAY-NAME

ETERNUS名を指定します。

-free

以下の条件を満たす論理ボリュームの一覧を表示します。

  • アフィニティ・グループに登録されていない

  • アフィニティ機能が無効になっている場合に、LUN Mapping設定で使用していない

-xml

XML形式で表示します。
本オプションを指定できるのはWindows版だけです。


終了ステータス

=0 : 正常終了
>0 : 異常終了


使用例

表示内容は、以下のとおりです。

タイトル

説明

LV No

論理ボリューム番号を16進数で表示します。

LV Name

論理ボリュームのエイリアス名(0文字~16文字)を表示します。

(論理ボリュームにエイリアス名(別名)を付けられるETERNUS ディスクアレイのみ)

LV Size

論理ボリュームのサイズをMB単位で表示します。

LV Type

論理ボリュームのタイプを表示します。

  • Open: Open Volumeのことで、オープンシステムで利用できる通常のボリュームです。

  • SDV: Snap Data Volumeのことで、SnapOPC/SnapOPC+のコピー先として利用できるボリュームです。このタイプのボリュームは、OPC/QuickOPC/EC/RECのコピー先として利用できません。(Windows版だけ)

  • TPV: シン・プロビジョニングボリュームのことで、オープンシステムで利用できる仮想ボリュームです。

RG No

RAIDグループ番号を表示します。
LV TypeがTPVの場合は、ハイフン("-")を表示します。

Encrypt

論理ボリュームの暗号化状態を表示します。

  • -: 非暗号化ボリューム状態です。

  • Yes: 暗号化ボリューム状態です。


注意事項