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ETERNUS SF AdvancedCopy Manager 14.1 運用手引書 Copy Control Module編

3.4.7 コンカレントサスペンド機能のタイムアウト値の変更【Windows】

ここでは、コンカレントサスペンド機能のタイムアウト値を設定・変更する方法を説明します。

設定ファイルの格納場所

コンカレントサスペンド機能のタイムアウト値は、以下のファイルに定義する必要があります。

OS

設定ファイル

Windows

$INS_DIR\etc\prop\user.properties
($INS_DIRは、AdvancedCopy Manager CCMをインストールしたディレクトリです。)

Solaris
Linux

/etc/opt/FJSVccm/prop/user.properties

一度もタイムアウト値を設定していない場合は、上記ファイルが存在しないため、ファイルの作成が必要となります。

タイムアウト値の設定方法

上記ファイルにタイムアウト値を記述します。

項目名

説明

concur.timeout

コンカレントサスペンドのタイムアウト待ち時間(秒)を、1~86400の数値で指定します。デフォルトは60(秒)です。

タイムアウト値を300秒に設定するには、user.propertiesファイルの内容を以下のように記述します。

concur.timeout=300