ここでは、コンカレントサスペンド機能のタイムアウト値を設定・変更する方法を説明します。
コンカレントサスペンド機能のタイムアウト値は、以下のファイルに定義する必要があります。
OS | 設定ファイル |
---|---|
Windows | $INS_DIR\etc\prop\user.properties |
Solaris | /etc/opt/FJSVccm/prop/user.properties |
一度もタイムアウト値を設定していない場合は、上記ファイルが存在しないため、ファイルの作成が必要となります。
上記ファイルにタイムアウト値を記述します。
項目名 | 説明 |
---|---|
concur.timeout | コンカレントサスペンドのタイムアウト待ち時間(秒)を、1~86400の数値で指定します。デフォルトは60(秒)です。 |
例
タイムアウト値を300秒に設定するには、user.propertiesファイルの内容を以下のように記述します。
concur.timeout=300