CCMサーバに接続したテープ装置に、コピー先の論理ボリュームのデータをバックアップします。
このため、コピー先の論理ボリュームについて、データの作成方法を説明します。
テープへのバックアップ方法は、使用するバックアップのソフトウェアとテープ装置のマニュアルを参照して実施してください。
以下の手順に従って、テープにバックアップしてください。
[Windowsの場合]
コピー先のディスク上に存在する情報の削除
Windowsの標準機能であるdiskpartを利用して、コピー先となるディスク上の情報を削除します。
[実行例]
C:\Documents and Settings\Administrator>diskpart Microsoft DiskPart Copyright (C) 1999-2001 Microsoft Corporation. On computer: MS610-B DISKPART> select disk 14 ディスク 14 が現在選択されているディスクです。 DISKPART> clean DiskPart はディスクを正常にクリーンな状態にしました。 DISKPART> exit DiskPart を終了しています... |
アドバンスト・コピーの実行
実行手順は、「3.1 アドバンスト・コピーの実行」を参照してください。
パーティションテーブルの再読込み
CCMサーバで「A.8.3 acutil refresh (パーティションテーブルの再読込みコマンド)【Windows】」を実行し、パーティションテーブルを再読込みします。
[実行例]
C:\>acutil refresh -d PhygicalDisk14 Successful completion. |
テープへのバックアップ
コピー先ボリュームに作成したデータをバックアップのソフトウェアを使用して、テープにバックアップしてください。
[Solarisの場合]
コピー先のディスク上のパーティションをアンマウント
コピー先のディスクにあるパーティションをすべてアンマウントします。
[実行例]
# umount /dev/dsk/c0t1d0s1 |
アドバンスト・コピーの実行
実行手順は、「3.1 アドバンスト・コピーの実行」を参照してください。
コピー先のディスク上のパーティションをマウント
[実行例]
# mount /dev/dsk/c0t0d0s1 /mnt/backup |
テープへのバックアップ
コピー先ボリュームに作成したデータをバックアップのソフトウェアを使用して、テープにバックアップしてください。
[Linuxの場合]
コピー先のディスク上のパーティションをアンマウント
コピー先のディスクにあるパーティションをすべてアンマウントします。
[実行例]
# umount /dev/sda1 |
アドバンスト・コピーの実行
実行手順は、「3.1 アドバンスト・コピーの実行」を参照してください。
パーティションテーブルの再読込み
sfdiskコマンドやpartprobeコマンドを利用して、コピー先のディスクのパーティションテーブルを再読込みします。
[実行例]
# sfdisk -R /dev/sda |
コピー先のディスク上のパーティションをマウント
コピー先のディスクにあるパーティションをマウントします。
[実行例]
# mount /dev/sda1 /mnt/backup |
テープへのバックアップ
コピー先ボリュームに作成したデータをバックアップのソフトウェアを使用して、テープにバックアップしてください。
参照
AdvancedCopy Manager テープバックアップ機能を使用したバックアップ手順は、『ETERNUS SF AdvancedCopy Manager 運用手引書 テープバックアップ連携編』を参照してください。