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ETERNUS SF AdvancedCopy Manager 14.1 運用手引書 Copy Control Module編

2.2.1 ユーザーアカウントの設定

AdvancedCopy Manager CCMを利用するためのユーザーアカウントについて説明します。


2.2.1.1 Windows Server 2003の場合

Windows Server 2003でAdvancedCopy Manager CCMを利用する場合は、Administrator権限をもつユーザーまたはAdministratorsグループに所属するユーザーで操作してください。


2.2.1.2 Windows Server 2008またはWindows Server 2008 R2の場合

Windows Server 2008およびWindows Server 2008 R2では、セキュリティ向上のためにユーザーアカウント制御(以降、UAC)の機能が追加されました。

以下に、UAC が有効な場合と無効な場合について説明します。

動作条件を以下に示します。

表2.1 アカウントとUAC の関係

UAC: 有効

UAC: 無効

ビルトインAdministrator アカウント

Administrator グループに所属するユーザーアカウント

標準ユーザーアカウント

×

◎: 権限昇格ダイアログを表示せずに動作します。

○: 権限昇格ダイアログを表示し、承認がされたら動作します。

×: 管理者権限を取得できないため、動作しません。

上記の表中「○」となる条件下で、権限昇格ダイアログによる対話処理を行いたくない場合(バッチ処理など)は、以下のいずれかの方法により管理者権限でプログラムを実行する必要があります。

2.2.1.3 Solaris/Linuxのユーザーアカウント

AdvancedCopy Manager CCMは、rootユーザーのみ実行可能です。rootユーザーで操作してください。