AdvancedCopy Managerテープバックアップで、リストア先のボリュームがクラスタリソース登録されている場合のテープからのリストアは、以下の手順となります。
Storageサーバ上に、“物理IPアドレスファイル”を作成します。ファイル名およびファイルのパスは、任意です。
以下にファイルの例を示します。
STGSRV_PHYS_IP=10.124.6.236 |
項目の意味は以下のとおりです。
項目 | 意味 |
---|---|
STGSRV_PHYS_IP | リストアしたいStorageサーバのノードの物理IPアドレスを指定します。 |
両ノードのクラスタサービスを停止します。
リストアしたいStorageサーバのノードにログインします。
リストアは、14.2.2.4 acmrestore(リストア実行コマンド)の-fオプションに、手順1.で作成したファイルを指定して実行します。
以下に、コマンド実行例を示します。
[Solaris/Linux/HP-UX/AIXの場合]
# /opt/FJSVswstc/bin/acmrestore -g 2 -m TAPE -f /home/acm/serverA_physIP /dev/sfdsk/CLS1/dsk/vol1:mplb48 /dev/sfdsk/CLS1/dsk/vol1:mplb48 acmrestore completed # |
[Windowsの場合]
C:\> C:\Win32app\AdvancedCopyManager\bin\acmrestore -g 2 -m TAPE -f D:\serverA_physIP g1d1p2 g1d1p2 acmrestore completed C:\> |
クラスタサービスを開始します。