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ETERNUS SF AdvancedCopy Manager 14.1 運用手引書テープバックアップ連携編

14.4.5 tbocancelrest(テープリストアキャンセルコマンド)

名前

tbocancelrest - テープリストアのキャンセル

形式

機能説明

テープからのリストアの実行をキャンセルします。

オプション

-gオプション、-vオプション、-tオプションのいずれも指定されなかった場合、世代管理しているバックアップ履歴のリストアをキャンセルします。

-n

ロググループに対するテープからのリストアの実行のキャンセルを指定します。この場合、オペランドには、ロググループ名を指定します。

-h Server

Storageサーバ名を指定します。

-g Generation-No

リストア中のデータの相対世代番号を指定します。

-v、-tオプションと同時に指定することはできません。

相対世代番号については、14.4.7 tboreqstat(テープ実行履歴表示コマンド)で-lオプションを指定して確認してください。

-v Version-No

リストア中のデータの絶対世代番号を指定します。

-g、-tオプションと同時に指定することはできません。

絶対世代番号については、14.4.7 tboreqstat(テープ実行履歴表示コマンド)で-lオプションを指定して確認してください。

-t Backup-Time

リストア中のデータの日数管理開始日時を指定します。

-g、-vオプションと同時に指定することはできません。

日数管理開始日時については、14.4.7 tboreqstat(テープ実行履歴表示コマンド)で-lオプションを指定して確認してください。

日数管理開始日時は「"YYYY/MM/DD hh:mm:ss"」の形式で指定します。「"YYYY/MM/DD hh:mm:ss"」は以下の形式となります。

YYYY:年(4桁)

MM:月(2桁)

DD:日(2桁)

hh:時(2桁)

mm:分(2桁)

ss:秒(2桁)

-r Restore-Device-Name

業務ボリューム以外のデバイスにリストアした場合、そのデバイス名を指定します。

デバイス名については、14.4.7 tboreqstat(テープ実行履歴表示コマンド)で-lオプションを指定して確認してください。

-d Restore-Storage-Server

元の業務ボリュームのStorageサーバとは別のStorageサーバの業務ボリュームにリストアした場合、そのリストア先のStorageサーバ名を指定します。

Storageサーバ名については、14.4.7 tboreqstat(テープ実行履歴表示コマンド)で-lオプションを指定して確認してください。

オペランド

Device-Name

Solaris/Linux/HP-UX/AIXの場合、ブロックデバイス名を指定します。

Windowsの場合、AdvancedCopy Managerデバイス名を指定します。AdvancedCopy Managerデバイス名の詳細については、『ETERNUS SF AdvancedCopy Manager 運用手引書(Windows版)』の「AdvancedCopy Managerにおけるデバイスの管理方法について」を参照してください。

Log-Group-Name

ロググループ名を指定します。

RDB-Name

RDBシステム名を、ロググループ名の後に“/”を区切り文字として指定します。

RDBシステム名がない時は、省略できます。

終了ステータス

=0:正常終了

>0:異常終了

使用例

注意事項