名前
swstestupdate - 更新量の測定
形式
/opt/FJSVswsts/bin/swstestupdate start Volume-Name
/opt/FJSVswsts/bin/swstestupdate status Volume-Name
/opt/FJSVswsts/bin/swstestupdate stop Volume-Name
機能説明
擬似セッション設定機能を使って、Snap Data Volumeの物理容量を測定します。
サブコマンドに"start"を指定し、更新量の測定を開始します。
サブコマンドに"status"を指定し、更新量を参照します。
表示される情報は以下のとおりです。
タイトル | 説明 |
---|---|
Volume-Name | ボリューム名を表示します。 |
Update | 測定開始後の更新済みデータ量をブロック数で表します(1ブロック=512バイト)。 |
サブコマンドに"stop"を指定し、更新量の測定を終了します。
オペランド
ボリューム名を指定します。
SnapOPC/SnapOPC+運用で使用する複製元ボリュームを指定します。
終了ステータス
=0:正常終了
>0:異常終了
使用例
更新量を測定します。
(擬似セッションを開始して測定を開始する) # /opt/FJSVswsts/bin/swstestupdate start /dev/dsk/c1t2d10 /dev/dsk/c1t2d10 swstestupdate completed (測定1回目) # /opt/FJSVswsts/bin/swstestupdate status /dev/dsk/c1t2d10 Volume-Name Update /dev/dsk/c1t2d10 644333 (測定2回目) # /opt/FJSVswsts/bin/swstestupdate status /dev/dsk/c1t2d10 Volume-Name Update /dev/dsk/c1t2d10 1045000 (擬似セッションを解除して測定を終了する) # /opt/FJSVswsts/bin/swstestupdate stop /dev/dsk/c1t2d10 /dev/dsk/c1t2d10 swstestupdate completed #
注意事項
次のような場合は更新量の測定ができません。
指定したボリュームが存在しないとき。
ETERNUS ディスクアレイがSnapOPC/SnapOPC+機能をサポートしていないとき。
擬似セッションが既に設定されているとき(start時)。
擬似セッションが存在しないとき(stop時)。