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ETERNUS SF AdvancedCopy Manager 14.1 運用手引書

5.5.1 同期処理の開始

同期型高速バックアップを行うには、9.2.2.8 swststartsync(バックアップ同期処理開始コマンド)で同期処理を開始します。

同期処理開始時に、サスペンド中のバックアップボリュームが存在する場合は、以下のデバイスを優先的に選択して、ECを再開(差分コピーを開始、Resume)します。

サスペンド中のバックアップボリュームが存在しない場合は、ECが開始(全面コピーを開始)されます。

同期処理開始時のバックアップボリューム選択を以下に示します。

図5.4 同期処理開始時のバックアップボリューム選択

注意

デバイスマップ指定で同期処理を開始する場合、他の業務ボリュームとサスペンド中のバックアップボリュームをバックアップ先として使用することはできません。バックアップボリュームがどの業務ボリュームとサスペンド中なのかを調べるには、9.2.2.10 swstsyncstat(バックアップ同期処理実行状況表示コマンド)を使用して確認することができます。