AdvancedCopy Managerでのレプリケーションは、基本的にボリュームが他のプロセスからアクセスできない状態で複製作成処理を行う必要があります。そのため、レプリケーション処理の実行時に、前後処理としてボリュームのロック/ロック解除等の操作を行います。
レプリケーション処理の実行時にボリュームがロックできない場合は、レプリケーション処理は実行されません。
前後処理の詳細については、「付録C レプリケーションの前後処理」を参照してください。
また、「13.1.1 全般的な注意事項」に記述されている"動作ソフトウェアについて"も参照してください。
運用が以下のいずれかに該当する場合は、レプリケーション前後処理をカスタマイズする必要があります。
特殊な前後処理を追加したい場合
レプリケーション前後処理の標準の動作を変更したい場合
カスタマイズ方法については、「付録C レプリケーションの前後処理」を参照してください。
ポイント
AdvancedCopy Managerをバージョンアップした場合
バージョンアップ後のスクリプトは更新されている場合があります。そのため、旧バージョンで使用していたスクリプトを再利用するのではなく、旧バージョンで使用していたスクリプトに対して実施されていたカスタマイズを、バージョンアップ後のスクリプトに対して実施してください。