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ETERNUS SF AdvancedCopy Manager 14.1 運用手引書

6.2 バックアップ運用の設計

Suspend/Resume機能を使用して、同期型高速バックアップ運用を行うには、バックアップ管理の4.2 運用設計の内容に加え、以下の点に留意してバックアップ運用の設計を行ってください。

業務ボリューム

業務で使用しているバックアップ元デバイスを業務ボリュームとして登録します。

バックアップボリューム

業務ボリュームのデータを退避するバックアップ先デバイスをバックアップボリュームとして登録します。

サスペンド指定のバックアップを実行した場合、業務ボリュームとバックアップボリューム間のECセションがサスペンド状態となって保持されます。サスペンド中はバックアップボリュームを他の業務ボリュームのバックアップ先として使用できません。

ポイント

Suspend/Resume機能を使用してバックアップ運用を行う場合は、各業務ボリュームに対して、保存世代数+1本のバックアップボリュームが必要です。