本節では、バックアップしたボリューム/データの復元方法について説明します。
スナップショット型高速バックアップで退避したボリューム内の全データの復元は、GUI操作およびコマンド操作で実施することができます。
GUIでの操作方法は、『ETERNUS SF AdvancedCopy Manager GUI使用手引書』の「スナップショット型高速バックアップの実行」の「リストア」を参照してください。
コマンドでの操作方法は、12.2.2.3 swstrestore(リストア実行コマンド)を参照してください。
なお、リストア状態の確認は、12.2.2.5 swstreststat(リストア実行状況表示コマンド)を使用して確認が可能です。
注意
一般ファイルシステムに対するリストアを行う場合は、業務を停止してください。
ファイル単位にリストアする場合は、以下の手順となります。なお、ファイル単位のリストアは、GUIクライアントからは実施できません。
12.2.2.12 swstdrvset(ドライブ文字割当てコマンド)を利用して、バックアップボリュームにドライブ文字を割り当てます。
コマンドプロンプト画面からCOPYコマンドを実行するか、エクスプローラにて、ファイルを複写します。
12.2.2.13 swstdrvunset(ドライブ文字割当て解除コマンド)を利用して、バックアップボリュームに割り当てられたドライブ文字を解除します。