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ETERNUS SF AdvancedCopy Manager 14.1 導入手引書

13.1.1 インストールにおける注意事項

13.1.1.1 インストール時のアカウントについて

インストールを行うためには、導入する端末のAdministratorでログオンしている必要があります。Administrator以外でログオンしている場合は、Administratorでログオンし直してください。


13.1.1.2 BDCへのインストール

バックアップドメインコントローラー(BDC)にインストールする場合は、既存のユーザーを指定してください。新規ユーザーを指定した場合、アカウントがすぐに登録されないために、インストールに失敗する場合があります。


13.1.1.3 再インストール

再インストールとは、以下の場合を指します。

再インストールを行う場合、以下の注意事項があります。


13.1.1.3.1 再インストールの事前作業

AdvancedCopy Managerのマネージャーが導入されているシステムに、AdvancedCopy ManagerのマネージャーまたはAdvancedCopy Managerのエージェントを再インストールする場合は、事前に、DBアンセットアップを実施しておく必要があります。DBアンセットアップを実施していない状態では、再インストールは実施できません。

DBアンセットアップ方法については、『ETERNUS SF AdvancedCopy Manager 運用手引書』の「データベースのアンセットアップ」を参照してください。


13.1.1.3.2 再インストールについて

既にAdvancedCopy Managerが導入されていた場合、アンインストールが実施されます。

アンインストールが完了した後、システムを再起動し、再度、AdvancedCopy Managerのインストール指示を行う事で、再インストールとなります。


13.1.1.4 SystemWalker/StorageMGRが導入されていた場合

SystemWalker/StorageMGRが導入されているシステムに対して、AdvancedCopy Managerをインストールしようとした場合は、「既にSystemWalker/StorageMGR製品がインストールされています。」が表示されエラー終了します。


13.1.1.5 以前にSystemWalker/StorageMGRが導入されていた場合

SystemWalker/StorageMGRを以前導入していたシステムにAdvancedCopy Managerを導入する場合は、OSが以前のアイコンを覚えているため[DBセットアップツール]のアイコンがStorageMGRと表示されます。AdvancedCopy Managerのアイコンを表示するために、以下の対処が必要となります。

  1. [スタート] - [すべてのプログラム] - [AdvancedCopy Manager]を選択し、[DBセットアップツール]上で右クリックします。

  2. [プロパティ]を選択し、表示されるダイアログにおいて、[ショートカット]タブをクリックします。

  3. [アイコンの変更]ボタンをクリックして、表示されるAdvancedCopy Managerのアイコンを選択した後[OK]ボタンをクリックしてください。


13.1.1.6 Windows ファイアウォールが有効になっている環境で使用する場合

以下のいずれかの場合、Windows ファイアウォール機能を無効にするか、Windows ファイアウォール機能を以下の手順にしたがって設定する必要があります。

Storage管理サーバの場合

  1. [コントロールパネル]から[Windows ファイアウォール]ウィンドウを起動します。

  2. [例外]タブで[ポートの追加]ボタンをクリックし、[ポートの追加]ダイアログを表示します。

  3. 通信サービス用に以下の設定を行います。

    • [名前]:任意の名前を設定します。

    • [ポート番号]:インストール時に、通信サービスに割り当てたポート番号を設定します。プロトコルは“TCP”を選択します。

  4. スコープを変更する場合は、Storageサーバとの通信が可能なスコープを設定してください。

  5. [ポートの追加]ダイアログで[OK]ボタンをクリックします。

  6. [Windows ファイアウォール]ウィンドウを[OK]ボタンをクリックして終了します。


Storageサーバの場合

  1. [コントロールパネル]から[Windows ファイアウォール]ウィンドウを起動します。

  2. [例外]タブで[ポートの追加]ボタンをクリックし、[ポートの追加]ダイアログを表示します。

  3. 通信サービス用に以下の設定を行います。

    • [名前]:任意の名前を設定します。

    • [ポート番号]:インストール時に、通信サービスに割り当てたポート番号を設定します。プロトコルは“TCP”を選択します。

  4. スコープを変更する場合は、Storage管理サーバおよび他のStorageサーバとの通信が可能なスコープを設定してください。

  5. [ポートの追加]ダイアログで[OK]ボタンをクリックします。

  6. [Windows ファイアウォール]ウィンドウを[OK]ボタンをクリックして終了します。