インストールを行うためには、導入する端末のAdministratorでログオンしている必要があります。Administrator以外でログオンしている場合は、Administratorでログオンし直してください。
バックアップドメインコントローラー(BDC)にインストールする場合は、既存のユーザーを指定してください。新規ユーザーを指定した場合、アカウントがすぐに登録されないために、インストールに失敗する場合があります。
再インストールとは、以下の場合を指します。
AdvancedCopy ManagerのエージェントがインストールされているシステムにAdvancedCopy Managerのエージェントをインストールしようとした場合
AdvancedCopy ManagerのマネージャーがインストールされているシステムにAdvancedCopy Managerのマネージャーをインストールしようとした場合
AdvancedCopy ManagerのエージェントがインストールされているシステムにAdvancedCopy Managerのマネージャーをインストールしようとした場合
AdvancedCopy ManagerのマネージャーがインストールされているシステムにAdvancedCopy Managerのエージェントをインストールしようとした場合
再インストールを行う場合、以下の注意事項があります。
AdvancedCopy Managerのマネージャーが導入されているシステムに、AdvancedCopy ManagerのマネージャーまたはAdvancedCopy Managerのエージェントを再インストールする場合は、事前に、DBアンセットアップを実施しておく必要があります。DBアンセットアップを実施していない状態では、再インストールは実施できません。
DBアンセットアップ方法については、『ETERNUS SF AdvancedCopy Manager 運用手引書』の「データベースのアンセットアップ」を参照してください。
既にAdvancedCopy Managerが導入されていた場合、アンインストールが実施されます。
アンインストールが完了した後、システムを再起動し、再度、AdvancedCopy Managerのインストール指示を行う事で、再インストールとなります。
SystemWalker/StorageMGRが導入されているシステムに対して、AdvancedCopy Managerをインストールしようとした場合は、「既にSystemWalker/StorageMGR製品がインストールされています。」が表示されエラー終了します。
SystemWalker/StorageMGRを以前導入していたシステムにAdvancedCopy Managerを導入する場合は、OSが以前のアイコンを覚えているため[DBセットアップツール]のアイコンがStorageMGRと表示されます。AdvancedCopy Managerのアイコンを表示するために、以下の対処が必要となります。
[スタート] - [すべてのプログラム] - [AdvancedCopy Manager]を選択し、[DBセットアップツール]上で右クリックします。
[プロパティ]を選択し、表示されるダイアログにおいて、[ショートカット]タブをクリックします。
[アイコンの変更]ボタンをクリックして、表示されるAdvancedCopy Managerのアイコンを選択した後[OK]ボタンをクリックしてください。
以下のいずれかの場合、Windows ファイアウォール機能を無効にするか、Windows ファイアウォール機能を以下の手順にしたがって設定する必要があります。
Windows Server 2003 Service Pack 1 が適用されている
Windows Server 2003 R2
Windows Server 2008
Windows Server 2008 R2
Storage管理サーバの場合
[コントロールパネル]から[Windows ファイアウォール]ウィンドウを起動します。
[例外]タブで[ポートの追加]ボタンをクリックし、[ポートの追加]ダイアログを表示します。
通信サービス用に以下の設定を行います。
[名前]:任意の名前を設定します。
[ポート番号]:インストール時に、通信サービスに割り当てたポート番号を設定します。プロトコルは“TCP”を選択します。
スコープを変更する場合は、Storageサーバとの通信が可能なスコープを設定してください。
[ポートの追加]ダイアログで[OK]ボタンをクリックします。
[Windows ファイアウォール]ウィンドウを[OK]ボタンをクリックして終了します。
Storageサーバの場合
[コントロールパネル]から[Windows ファイアウォール]ウィンドウを起動します。
[例外]タブで[ポートの追加]ボタンをクリックし、[ポートの追加]ダイアログを表示します。
通信サービス用に以下の設定を行います。
[名前]:任意の名前を設定します。
[ポート番号]:インストール時に、通信サービスに割り当てたポート番号を設定します。プロトコルは“TCP”を選択します。
スコープを変更する場合は、Storage管理サーバおよび他のStorageサーバとの通信が可能なスコープを設定してください。
[ポートの追加]ダイアログで[OK]ボタンをクリックします。
[Windows ファイアウォール]ウィンドウを[OK]ボタンをクリックして終了します。