stgrepocnv(リポジトリデータ移行コマンド)を実行し、移行対象のリポジトリデータを現バージョンのリポジトリに復元します。コマンドについては、以下を参照してください。
名前
stgrepocnv - リポジトリデータの移行
形式
Windowsの場合
プログラムディレクトリ\bin\stgrepocnv -d dir-name
Solaris/Linuxの場合
/opt/FJSVswstf/bin/stgrepocnv -d dir-name
機能説明
移行対象のリポジトリデータを現バージョンのリポジトリに復元します。
オプション
移行対象のリポジトリデータが格納されているディレクトリを、絶対パスで指定します。
終了ステータス
=0:正常終了
>0:異常終了
使用例
Windowsの場合
C:\>C:\Win32app\AdvancedCopyManager\bin\stgrepocnv -d C:\backdir ................ stgrepocnv completed
注意事項
Windows版の場合、本コマンドはAdministratorsグループに所属するローカルアカウントのみ実行可能です。
以下のサービスを利用して本処理を実行する場合は注意が必要です。
ターミナルサービス(リモートデスクトップ接続による利用)
Storage管理サーバがWindows Server 2003の場合、ターミナルサービスへのコンソールセッション接続を行う必要があります。コンソールセッション接続の方法は、以下を参照してください。
http://support.microsoft.com/kb/947723/ja
http://support.microsoft.com/kb/278845/ja
以下のサービスを利用して本処理を実行すると不具合が発生するため、以下のサービスを利用しないでください。
Telnetサーバーサービス
Solaris/Linux版の場合、本コマンドはrootユーザーのみ実行可能です。
Storage管理サーバ業務の場合は、運用中のサーバで実行します。その際、環境変数SWSTGNODEを設定する必要はありません。