ページの先頭行へ戻る
ETERNUS SF AdvancedCopy Manager 14.1 導入手引書

10.2 NASバックアップに必要な装置

NASバックアップに必要な装置について説明します。

NAS装置

NASバックアップを実行するには、以下に示すNAS装置が必要です。

表10.2 NAS装置について

機種名

詳細

ETERNUS NR1000F series
ネットワークディスクアレイ

DataONTAP 6.1.1以降
NAS装置に接続されるETERNUS テープライブラリの機種によって、連携可能なDataONTAPのレベルが違います。

詳細は、『ETERNUS NR1000F series SA/SEハンドブック(基本情報編)』を参照してください。

ETERNUS テープライブラリ

NASバックアップを実行するには、以下に示すETERNUS テープライブラリが必要です。

表10.3 テープライブラリ装置について

機種名

詳細

ETERNUS LT130テープライブラリ
(FC接続タイプ)
ETERNUS LT160テープライブラリ
ETERNUS LT230テープライブラリ
(FC接続タイプ)
ETERNUS LT250テープライブラリ
(FC接続タイプ)
ETERNUS LT270テープライブラリ

1台のテープライブラリ装置に対し、テープサーバとNAS装置が、それぞれ専用のドライブを制御してアクセスします。したがって、ドライブ装置は、2台以上必要です。

ETERNUS LT130テープライブラリ、ETERNUS LT230テープライブラリ、ETERNUS LT250テープライブラリのSCSI接続タイプは、サポートしていません。

NASバックアップ用ドライブ装置

NASバックアップは、独自のデータ形式でバックアップするため、NASバックアップ専用のドライブ装置が必要です。NASバックアップ専用のドライブ装置は、NAS装置にのみ接続するように設定してください。既存のドライブ装置をNAS専用に割り当てる場合は、『ETERNUS SF AdvancedCopy Manager 運用手引書 テープバックアップ連携編』の「テープサーバでの設定」を参照してください。