2台以上のStorageサーバが存在する場合、以下の2つの運用形態が構築できます。
1台のStorageサーバが、Storage管理サーバと、1台以上のETERNUS ディスクアレイを管理するStorageサーバの、両方の役割を兼ねる運用形態
複数のStorageサーバを専用のStorage管理サーバで管理する運用形態
1つのStorage管理サーバにより管理された複数のStorageサーバは、別々のStorageサーバにより接続されている複数のETERNUS ディスクアレイを管理することができます。
GUIクライアントは、インターネットの接続を介して、1つまたは複数のAdvancedCopy Managerの運用形態を使用することができます。
マネージャーは、システム資源の一部を使用するため、そこにインストールされているStorageサーバの性能に影響が出ることがあります。そのため、Storage管理サーバの機能部(マネージャー)を、専用サーバにインストールすることを推奨します。
以下にStorageサーバが複数台存在する場合の構成を示します。
図1.2 Storageサーバが複数台存在する場合の構成
バックアップは、1台のStorageサーバに接続された、1台のETERNUS ディスクアレイに限り運用可能です。一方、レプリケーションは、複数のStorageサーバ間または複数のETERNUS ディスクアレイ間で実行可能です。
以下の表に、利用可能なコピーの種類について示します。
| 同一のETERNUS ディスクアレイの場合 | 異なるETERNUS ディスクアレイの場合 | |
---|---|---|---|
同一Storageサーバ | 機能 | バックアップ/レプリケーション | レプリケーションのみ |
コピーの種類 | OPC/EC/QuickOPC/SnapOPC/SnapOPC+ | REC | |
図 | |||
異なるStorageサーバ | 機能 | レプリケーションのみ | レプリケーションのみ |
コピーの種類 | OPC/EC/QuickOPC/SnapOPC | REC | |
図 |