クラスタ環境でバッチシステムを運用した時に発生する異常について説明します。
バッチシステムで異常が発生した場合、フェールオーバが発生して運用ノードで行われていたバッチ業務の運用は、待機ノードで行われるようになります。
フェールオーバの発生契機
フェールオーバが発生するのは、運用ノードで以下の事象が発生した場合です。
バッチ受付サービスの停止
バッチ実行サービスの停止
ネーミングサービスの停止
Symfowareシステムの停止
Interstageの停止
バッチサーバの停止
Systemwalker Operation Managerの停止(※)
※ Systemwalker Operation Managerをクラスタシステムに登録している場合です。
上記は、“Symfowareシステムの停止”と“ネーミングサービスの停止”について説明しています。
“Symfowareシステムの起停止”と“ネーミングサービスの停止”以外の全体的な運用については、“4.3 バッチシステム異常時の対処”を参照してください。