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Interstage Job Workload Server V9.2.0 クラスタ構築・運用ガイド

4.1.1 バッチシステムの運用開始

バッチシステムの運用を開始する手順を以下に示します。


業務用データベースをバッチ実行基盤と同じサーバに配置する場合は、バッチ実行基盤よりも先に起動するように設定してください。
別のサーバに配置する場合は、バッチサーバよりも先に起動するようにサーバの起動順序を決定してください。


Systemwalker Operation Managerのクラスタ環境での運用の開始方法については、“Systemwalker Operation Manager クラスタ適用ガイド UNIX編”を参照してください。
業務用データベースのクラスタ環境での設定・運用方法については、使用しているデータベース製品のマニュアルを参照してください。

4.1.1.1 クラスタシステムによる起動

サーバ起動時やノードの切替え時に、バッチ実行基盤はクラスタシステムにより自動的に起動します。

手動で起動する場合は、PRIMECLUSTERのクラスタ運用管理ビューより操作します。
起動手順を以下に示します。

  1. PRIMECLUSTERのWeb-Based Admin Viewのトップメニューを起動し、トップメニューから[Global Cluster Service]を選択します。

  2. [Cluster Admin]をクリックしてクラスタメニューに移動します。

  3. [rms]タブを選択します。

  4. RMSを起動します。

  5. RMSメインウィンドウのRMSツリーで、バッチ実行基盤を起動するノード配下にある、バッチ実行基盤のリソースを登録したクラスタアプリケーションを右クリックします。ポップアップメニューから [Online]を選択します。

  6. バッチ実行基盤のリソースを登録したクラスタアプリケーションが[online]になることを確認します。(※)

    ※)待機ノードは、[online]ではなく[StandBy]になります。


バッチサーバでバッチ実行基盤の起動・停止コマンドを投入しないでください。

4.1.1.2 バッチ実行基盤の稼働状態確認

バッチ実行基盤が正常に稼働しているか確認します。バッチサーバで操作を行います。

“Interstage Job Workload Server セットアップガイド”の“バッチ実行基盤の稼働状態確認”を参照して、バッチ実行サービス、およびバッチ受付サービスが正常に稼働しているか確認してください


バッチ実行基盤の稼働状態の確認方法については、“Interstage Job Workload Server 運用ガイド”の“バッチ実行基盤の稼働状態確認”を参照してださい