セットアップを行う前に、クラスタシステムのインストールからクラスタ初期化構成設定までの作業を行ってください。
クラスタシステムの詳細は、クラスタ製品が提供するマニュアルを参照してください。
共用ディスク装置の設定
バッチ実行基盤では共用ディスク装置を使用します。共用ディスク(装置)の設定を行ってください。
共用ディスク(装置)は、ファイルシステムとして使用できるようにしてください。
また、共用ディスク装置については、バッチ実行基盤のセットアップ時に必要です。
したがって、バッチ実行基盤のセットアップする前に、共用ディスクをクラスタサービスに登録してください。(PRIMECLUSTERではuserApplicationに登録します。)
バッチ実行基盤(Java)を併用する場合は、バッチ実行基盤(Java)で使用する共用ディスクについても設定し、クラスタサービスに登録してください。
バッチ実行基盤(Java)で使用する共用ディスクの設定の詳細は、“Interstage Job Workload Server バッチ実行基盤(Java)”の“クラスタシステムの事前設定”を参照してください。
IPアドレス
Interstage、Systemwalker Operation ManagerではIPアドレスの引継ぎを前提としています。引継ぎネットワークの設定を事前に行ってください。
また、IPアドレスについては、Interstageのセットアップ時に必要です。引継ぎIPアドレスをクラスタサービス(PRIMECLUSTERではuserApplication)に登録を行い、Interstageのセットアップ前までに使用できるようにしてください。
引継ぎIPアドレスおよび共用ディスクを有効にするためには、クラスタアプリケーションにリソースとして追加する必要があります。クラスタアプリケーションに追加するリソースは、クラスタアプリケーション作成後に追加できないため、バッチ実行基盤およびInterstageの環境を設定する前に、以下の作業を実施してください。
引継ぎIPアドレスおよび共用ディスクのリソースを組み込んだ、クラスタアプリケーションの作成
クラスタシステムの起動
バッチ実行基盤のセットアップの前に、クラスタサービスを起動しておきます。