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Interstage Job Workload Server V9.2.0 リファレンス

4.1 btfwbackup(バッチ実行基盤の環境の退避)

名前

btfwbackup - バッチ実行基盤の環境の退避

形式

btfwbackup -d 格納先ディレクトリ名

機能説明

現在運用中のバッチ実行基盤の環境を、指定した格納先ディレクトリに退避します。

退避対象は以下のとおりです。

その他の、マルチ言語ワークユニット、イベントチャネルなどの、Interstage Application Serverの環境については、対応するコマンドを使用して退避してください。

オプション

-d  格納先ディレクトリ名


運用中のバッチシステム環境情報を格納するディレクトリ名を指定します。指定方法には以下の種類があります。

  • 絶対パス:500バイト以内で指定します。

  • 相対パス:500バイト以内で指定します。

相対パスで指定した場合は、カレントディレクトリからの相対パスになります。
指定した格納先ディレクトリは、本コマンド実行前に以下のアクセス権で作成しておく必要があります。

所有者

root

グループ

root

権限

0700


運用中のバッチシステム環境情報を格納するディレクトリ名を指定します。指定方法には以下の種類があります。

  • 絶対パス:100バイト以内で指定します。パス名には半角英数字および半角空白が利用できます。UNC形式のパス名は指定できません。

  • 相対パス:100バイト以内で指定します。パス名には半角英数字および半角空白が利用できます。絶対パスが、UNC形式となるパス名は指定できません。

相対パスで指定した場合は、カレントディレクトリからの相対パスになります。
指定した格納先ディレクトリは、本コマンド実行前に以下のアクセス権で作成しておく必要があります。

グループ

Administrators

権限

フルコントロール

実行可能ユーザ


システム管理者(スーパユーザ)

システム管理者(Administratorsグループに所属するユーザ)

使用例

バッチシステム環境を退避します。

# btfwbackup -d batchfw
FSP_INTS-JOB_BTFW: INFO: 03202: Started backup. : NAME='FJSVibsba'
FSP_INTS-JOB_BTFW: INFO: 03203: Completed backup. : NAME='FJSVibsba'
FSP_INTS-JOB_BTFW: INFO: 03202: Started backup. : NAME='FJSVibsbx'
FSP_INTS-JOB_BTFW: INFO: 03203: Completed backup. : NAME='FJSVibsbx'
FSP_INTS-JOB_BTFW: INFO: 03202: Started backup. : NAME='FJSVibsbd'
FSP_INTS-JOB_BTFW: INFO: 03203: Completed backup. : NAME='FJSVibsbd'
FSP_INTS-JOB_BTFW: INFO: 03202: Started backup. : NAME='FJSVibsbc'
FSP_INTS-JOB_BTFW: INFO: 03203: Completed backup. : NAME='FJSVibsbc'
FSP_INTS-JOB_BTFW: INFO: 03200: Completed batch system backup.

コマンドの復帰コード

0:正常終了
上記以外:異常終了

注意事項